弱虫ペダル×体調不良3 (ページ2)

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集団胃腸炎【40】ページ2

荒北side

とりあえず黒田を寝かせて、周りにはまた戻す可能性があるので袋やタオルを準備しておく。

泉『雪...』

黒田が寝ている姿を心配そうに見つめる泉田。

荒『2.3日もすれば良くなるから大丈夫だろ。』

これでも一応しょぼんとする泉田を慰めているつもりだ。

その後なんだかんだ色々やって過ごしているとあっという間に夜の7時になっていた。

荒『泉田ー、腹減ってねえか？』

泉『あ...空きました！』

ご飯を食べていない事を思い出したかのように答える泉田。

荒『俺が買ってきてやるよ。なんでもいい？』

泉『いや、僕が行きますよ！』

荒『イイカラ。』

泉『すいません！あざます！』

本来みんなで寮の食事を取るところではあったが、この状態じゃ食堂で食べるのは厳しいので、まだ開いてる売店でまたご飯を買う。

一応福ちゃんにも電話し2人分もいるか？と聞いたが2人はもう済ませたようだ。

なので、2人分の弁当と黒田にも軽食を買い部屋に戻り泉田と飯にする。

どいつもこいつもお金を受け取れと差し出してくるが、泉田は後輩だからたまには奢ってやると言う。

その後交代交代で風呂を済ませた。

荒『んじゃ寝るか、明日は学校だしな。』

泉『ハイ！』

なんだかんだ10時を回っていて少し早いが寝る事にした。

夜中に黒田が起きちゃうかな？と心配しつつも布団に入る。

～朝～

荒『ねみぃ...』

目を覚ますと泉田と黒田はまだ眠っていた。

夜中起きなかったか...

黒田の顔色は少し良くなっているように見えた。

荒『起きろォ！』

俺は2人を起こす。

泉『...おはようございます！』

黒『...おはよ...うござ...います。』

眠そうに2人とも起きる。

荒『気分はどうだ？』

黒『...んー昨日よりはいいです。』

荒『そうか、とりあえず朝飯食ってお前は医務室だな。』

その後朝ごはんを食べ学校に行く準備をし、黒田は休んだ方が良いだろうから医務室に向かった。

すると、医務室で福ちゃんと新開に会う。

新『おはよう、靖友！』

荒『おめえは元気になったみたいだナ。』

新『ああ、おかげさまで！今日は普通に登校するよ！』

荒『そっか、良かったネェ。』

先生に黒田を診てもらうとやはり学校は休ませる事になり、1日医務室で診てもらえる事になった。

その後俺と福ちゃん、新開、泉田は学校へ向かった。