弱虫ペダル×体調不良 (ページ49)

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真波×頭痛① ページ49

真波side

朝

オレは毛布に包まり冬の寒さとは別の寒さに耐えていた。

冬の寒さというよりは、体調の悪い時の悪寒が酷かった。

真『...寒い』

目覚めの悪さと異常な寒気と頭痛でオレは気づいた。

これは風邪を引いたと。

でもそろそろ準備して、学校行かないと...

なんとか体を起こし、学校へ向かう準備をし、家を出る。

真『うわぁ...最悪だ...』

いつもと違う体の怠さについてないと思っていた。

学校には到着したが、それだけで疲れてしまったので、直ぐ自分の席に着き顔を伏せた。

だるいし寒い...

とりあえずいつも寝てるから寝てても何も言われないだろうから、少し寝よう...

それから自分でも気づかないうちに少し眠っていていて、次に起きたのは1時間目の途中だった。

ん...頭痛い...

まだ1時間目か...

今日も部活だし、それまでに寝てなおそう...

んー...この頭痛しんどいな...

とりあえず寝よう。

また眠りにつく為に顔を伏せる。

だけど、ズキっと激しい痛みに思わず起きた。

何これ...

今日の頭痛酷いや...

ちなみに今は数学の授業だが、この先生はかなり声が大きく、その声が頭に響く。

まだ授業開始からは30分しか経っていなく、後20分授業がある。

普段は寝ている為そこまで授業の時間を長いと思った事はないが、今日に関してはかなり長く感じる。

早く終わって欲しい...

終われ終われと願いながら、なんとか1時間目を乗り越えた。

よし、次は日本史だから寝れる...！

『おい、真波！』

さて寝ようと思ったところで起こされた。

今は休み時間。

顔を上げるとバシくんが居た。

銅『真波、お前に聞きたい事があるんだけど。』

真『...どしたあ？』

銅『今日の昼に話がある。』

真『ん...分かった。』

話ってなんだろ？って思ったけどそれを聞いている余裕もなくまた部活前に来るって言ってたからいいかっと思いまた眠りについた。

気づくと4時間目の終わりまで寝てしまっていたようだ。

さすがに寝過ぎた...

でも朝よりは体調いいかも...

お昼の時間になったが食欲がなかったた為、購買でお味噌汁カップだけを買うことにした。

寒いからお味噌汁飲んでであったまろ...

あ、バシくんのとこ行かないと。

銅『真波！』

向かっている途中で、バシくんが居て声をかけられた。

バシくんの元に向かう。