・・・ ページ13
Aside
・
・
・
・
・
ジェヒョン「はい、これで終わり」
A「ありがとう…」
ジェヒョン「いえいえーすぐ終わったでしょ？笑」
A「うん…思ってたより…」
先生に連れられて嫌々診察室に入って、
「早く終わらせて」とか「何分で終わるの」って駄々こねてた私に、
先生は意地悪そうにそう言った。
始まってからは、案外あっという間に終わった。
聴診やって、呼吸機能の検査？みたいなのやって、普段の生活聞かれて終わり。
検査もほんとは看護師さんにやってもらう所を、先生がやってくれた。
厳しそうで結構優しい私の主治医…
・
・
・
・
・
A「終わりならもう帰るけど、」
ジェヒョン「あ、待って待って」
A「んっ？」
ジェヒョン「前さ、
いつか普通に人とと話したりスキンシップとったり出来るようになりたい
って言ってたでしょ？」
A「うん…言ってた…けど」
ジェヒョン「この後予定ないなら、精神科の先生に会ってみない？」
A「今から？」
ジェヒョン「うん。今から。
まぁ、もう俺が勝手に予約しちゃってるんだけどね」
A「えぇ……」
ドヨン先生のおせっかいさが、だんだんジェヒョン先生にも移ってる気がする…
ジェヒョン「すごくいい先生だから絶対大丈夫だと思うんだけど。どう？」
A「ご褒美とかないと頑張れない…」
ジェヒョン「ご褒美ならあるよ。シュークリーム買ってきた。
しかも高いやつ」
なんか逃げる方法ないかなって思って、咄嗟に出た言葉。
けど、簡単に言い返された
A「…行かないって言ったら？」
ジェヒョン「テイル先生の３時のおやつ」
シュークリームが入った袋を持って、私の目の前でユラユラさせてる。
ははって意地悪そうに笑ってる先生に心底むかつく。
A「……分かったよ…行くよ…」
結局、誘惑に負けた私。
シュークリームが袋の小窓からチラチラ見えるんだもん。
ジェヒョン「おっ笑
じゃあこれはAのものだ」
先生は、嬉しそうに私に袋を渡しながら、
頭をわしゃわしゃと撫でてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 765人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もぐら(プロフ) - あらあさん» 待っててくださりありがとうございます（ ; ; ）気まぐれ更新すぎて申し訳ないです…これからも読んでいただけたらうれしいです(๑･̑◡･̑๑) (2023年2月2日 3時) (
レス) id: 02b0ca4a31 (このIDを非表示/違反報告)
あらあ - 待ってました！このシリーズ好きなので嬉しいです❤︎ (2023年2月1日 22時) (レス) @page41 id: 9bf9337add (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - こあさん» ありがとうございます‼︎やさしすぎる言葉っ…（ ; ; ）なるべく更新できるよう頑張ります！ (2023年1月9日 9時) (レス) id: 02b0ca4a31 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - のんさん» 待っててくださりありがとうございます(*_*)（号泣）こちらこそ読んでくださる読者様大好きです~‼︎ (2023年1月9日 9時) (レス) id: 02b0ca4a31 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 待ってました〜❕作者様のペースで頑張ってくださいദ്ദി (2023年1月8日 23時) (レス) id: 0218118d46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もぐら | 作成日時：2021年9月23日 19時
