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お会計 ページ4

モトキside





















シ「ふぇーー!食った食った!」





モ「美味しかったね」





シ「三つ星レストランくれえ美味かった!」






それは過ぎる気もするけど……口には出さない





モ「俺会計してくるから、先出てて」





シ「おっけー」





2人とも立ち上がり、出入口に向かった





モ「お願いします」





貴「はーい……カレーオムライスとカツカレーで…1620円になります」





税込でこの値段…安すぎないか?






……いやいや、じゃなくて。







なんか喋らないと…







モ「あの、とても美味しかったです」






貴「本当ですか?!よかった〜…」






彼女はそう言いながら胸に手を当てながら微笑んだ







モ「1人で経営してるんですか?」






貴「そうですよ。恥ずかしい話なんですが店を開いてから1週間経ったんですけど」






“お二方が初めてのお客さんで…”と笑いながら話した









モ「そ、そうだったんですか、なんだか嬉しいですね」






とこっちが笑うと、彼女が少し耳を紅くしていた






紅くされるとこっちが恥ずかしいんだけど…







モ「…………あ!あああの!お、お名前は……」







貴「え、あっ!AAです」






モ「Aさんですね…あ!えっと、僕はモトキ、って言います」





貴「えと…下のお名前なんですか?」





モ「あ、いえ、ちょっとしたあだ名みたいなもんで…」






貴「そうなんですね、じゃあ、モトキさんで」








モ「はい、あの…」






貴「はい」







モ「また…来ますね」






そう言い残して、ドアを開ける。








外に出ると、暑いはずなのに風が冷たく感じた。







そこで、初めて頰が熱いことに気がついた







モ「……はあああああ〜〜〜〜!!!!!!」






おっきいため息をつき、その場にしゃがみ込んだ







シ「モトキ顔あっか…」





モ「っ…うるさいなぁ…」





シ「しっかし、モトキが好きな人かあ!」





モ「なんだよ」






シ「いいじゃん、モトキの色恋沙汰とか滅多にねぇし」






そうだな………高校生以来かもしれない。







シ「また食べに来ねえといけねえな」








モ「………うん」


















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設定タグ:Fischer's , モトキ , 料理   
作品ジャンル:恋愛
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かれーこ - とても面白いです。更新頑張ってください! (2019年3月22日 23時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンするし、面白いし....一言で言うと、神ですね!! (2018年8月21日 15時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - なにこれめっちゃ面白い好きです!!続き待ってます!! (2018年8月19日 13時) (レス) id: 8c0033e3b4 (このIDを非表示/違反報告)
KAmi(プロフ) - んだほが可愛いかよ! (2018年7月22日 21時) (レス) id: b67e91f69f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眠井 ぐう | 作成日時:2018年4月6日 14時

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