ポックリ逝って文スト×4 Second (ページ10)

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ポックリ６０ページ10

中也さんってエスパーなの

まぁいいや

枯『分かった分かりました、やるよやりますよやりゃ良いんだろ

おい鳴子、子羊共の人数は？』

浦『２０人。精々頑張れよ、テスト８点野郎』

枯『残念だったな俺の最低点は名前の書き忘れ＆カンニングで０点だ』

謎の宣告をしながら対人用麻酔銃を一挺取り出す

《あ、対人用麻酔銃は法的に禁止されてるみたいだから

良い子悪い子タケノコのみんな、真似しちゃダメだよ！》

太「おやおや、やる気満々じゃないか」

枯『だって貴方が何もしないから』

特務課クビになったらポトマ入ろ

鳴子と構成員の一人に中也さんの治療を頼む

体勢を獣のように低く構え、意識を集中させる

足元で魔法陣が鮮やかに紅く輝く

異能力＿＿＿＿【斜陽】

刹那、赤い光が一気に膨張し、辺りを包み込んだ

一帯の衣嚢全てが異次元へと繋がれたのだ

相手が何事かと慌てている隙に異次元から羊達の元へ向かう

＿＿＿＿＿＿＿＿

累音が行った後、静寂に包まれた

太「何をぼけっとしているのさ。早く彼の後について兵士を殲滅し給え」

しかし其れは太宰さんによる怒りの一言によって破られた

残された私は中也さんの傷の手当てを始める

浦『あ、痛かったら言って下さいね』

中「あぁ、ありがとう。にしても何なんだ彼奴

今迄あんな異能使わなかったじゃねぇか」

浦『ああ、多分、初めて自分の異能が人の役に立てて張り切ってるんですよ』

其れで張り切りすぎて自分で痛い目を見る

馬鹿な奴だ、とつくづく思う

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