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ポックリ58 ページ8

___墓地___




中也は今は亡き蘭堂の墓参りに来ていた

一口に墓参りと言っても近状報告と悪態を吐くだけだが

花を手向け、その場を立ち去ろうとした中也に声をかける一人の少年がいた



白「探したんだぜ、中也」

中「白瀬・・・」



そう、ゲームセンターで中也を探していた三人のうちに一人だ

彼はどうやら中也に謝罪をしに来たらしい

そして、その改善策を伝えようと言うのだ



中「歩きながら話そうぜ、どんな方法なんだ?」



そよ風が一層強く吹き、木々を揺らす

そして・・・






白「これが解決法だよ」


中「・・・お前・・・」



ドンッという衝撃とともに、中也の背中に疾る鋭い痛み


ふっと白瀬が離れると、中也は地面に崩れた


白瀬はただ、そんな中也を見ているだけだ




白瀬が解決策を打ち明かす

《羊》はGSSと手を組む___



白瀬の背後の草陰から現れたのはGSSの兵士達

その中には《羊》の少年少女達も居た





白「中也、休んでくれ。死んで組織に、最後の貢献をした後で」




白瀬が銃を取り出して中也に向ける

この一発で、中也を殺す




ギィィイイイイン____




筈だった



中「なっ・・・!!」



中也の心臓近くで、銃弾は鈍く光る鋼によって防がれていた


白「これは・・・!」



全員が同時に、鋼の出所を見た

其処には、引きつった笑みを浮かべる鳴子の姿



中「鳴子!!」


浦『何此れ、どうなってるの、白瀬・・・?』

白「鳴子、君はマフィアどもに捕まってたから知らないんだったね」


浦『柚杏も、省吾も、晶も・・・!皆、皆仲間じゃなかったの・・・?』

白「鳴子、君も僕達と来るんだ。」



白瀬は、鳴子に丁寧に説明をした



白「それに、聞いた話じゃ中也、人間じゃなかったらしいね」

中「ッ、それは・・・」


白「そんなヤツといて、何が楽しいの?」

白「力の強さ以前に、そもそも人間じゃないんだよ?」

白「鳴子はコイツを信じられるの?」




何かが・・・静かに絶えた

鳴子は中也の元に歩み寄った



中「鳴子・・・」



鳴子は天使のように中也に笑いかけてから

悪魔のように鋭い目付きで白瀬を睨み返した




浦『中也さんは、人ではない

そんなのとっくの昔から分かってた

でも、中也さんは中也さんなんだよ

化け物でも邪魔者でもない

綺麗事だが、私にとって中也さんは、守るべき人である事に変わりは無いのだ


よって白瀬、貴様にはついていけない』

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作者名:chizomeと818猫とプチネコと茶々と___。 | 作成日時:2019年6月9日 12時

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