Episode7 ページ9
「30�卆茲任眩狃弔任�るんじゃぞ」
部屋から阿笠博士が出てきて、こちらへ歩いてきた。
「あ、僕たち。さっき20�卅阿泙波瑤个靴泙靴燭茵�
得意気に言うと、歩美と元太も話に乗っかった。
「そうそう！さっき、埼玉県の叔母さんにお届け物したのー！」
「おばさん、超喜んでたよな」
(い、いつの間に………っ)
知らないうちに、届け物をしていて阿笠博士はひいていた。
「でもよぉ、この画面小せぇし…ちょっと見づらくねぇか？」
「んー……元々、3人用に分ける予定ではなかったからのぅ…」
そう言うと、歩美たちは画面を付けて欲しいと言う。
「よし！それなら、クイズじゃ！」
クイズに正解したら、モニター付きにすると言い、問題を出す。
「ひらがなの行の中で、一番スケールが大きいのは次のうちどれでしょう？」
4択で、あ行・か行・さ行・た行が挙げられた。そもそもスケールが知らないらしく元太は聞く。
「一番気持ちがいいのはどれかってことじゃ」
灰原もやって来ていて、歩美たちにヒントを出す。
「あ行は“あいうえお”、か行は“かきくけこ”って言い換えるのよ」
ヒントを出したのだが、歩美はピンと来なく「えーわからんなぁい」と言った。
「歩美ちゃん！カメラ、動かさないで下さい！」
ドローンの操縦で、クイズに集中できないようだった。
「じゃあ、ヒントその1。はくちょう」
次々とヒントを出す灰原に、阿笠博士は焦った。「ちょっと哀君！」
「“はくちょう”といったら、白鳥の湖…あぁ！でっかい海で、み行！」
答えがおかしいことに気付いて、「あれ？」と首を傾げた。
「ヒントその2。はくちょうが帰ってきます」
歩美と元太が悩む中、光彦はあることに気づいた。
「分かりました！無人探査機“はくちょう”が帰ってきます！」
「じゃあ、正解は？」と灰原に聞かれ、1番の“あ行”と答えた。
「はい、ご名答」
「もぅー哀君、毎度毎度ヒントが多すぎやせんかのぅ」
「あのねぇ、博士！ドローン操縦しながらのクイズなんて危ないでしょ！？」
確かに、そうだ。他のことをやりながらの同時進行は難しいのだ。
「それに、今みんながしている撮影は、博士のクイズと違って遊びじゃないのよ！」
時間は過ぎ、夕方________
「我々警部、あと公安部と警備部がサミット前に現場を点検することになっていて、爆発の時は、公安部が担当だったんだ」
コナンはある公園で、高木刑事と話していた。高木刑事は座っている。
(だから、風見刑事は怪我をしてたのか……)
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作者名：零月 | 作成日時：2018年4月16日 19時
