【歌い手】とある小さな物語【短編集】

勉強なにそれ美味しいの？ 【あらき】【いかさん】【luz】 ページ41

Aside

今日はみんなで勉強会のはずなんだけど

勉強嫌い組が来ないのでなかなか始まらない

本当頼んできたのあっちなのになんだけどね

だから私といかさんは家で待ってるの

い「なかなか来ないね。どうする？脅す？」

貴「それでもいいかな？そろそろ来ないと遅れてきた時に締め出す気がする」

い「じゃあなんか適当に送っとくよ。それと先にやってよ」

貴「そうだね。教えない部分が減るだけだから私にとっては嬉しいだけなんだよな」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

きたきたwww

さてとどんな言い訳が聞けるのかな？

でもさ、あらきって普通に頭いい組だと思ってたんだよね

ル「ごめんね！遅れました！あらきがなかなか起きてくれなくって」

あ「起きなかったのはルスだからね」

貴「無駄口し続けるならお前らに教えないよ？私もいかさんも」

あ「え？マジで言ってるの？」

い「マジだね。というより私はほとんど終わったから暇になるだけなんだよね」

そういやさルスが途中から喋ってないでしょう？

これね教えないよって脅したら黙々とやり始めたの

多分テストの結果が見えたんだろうね

ル「ねえ、、A。心の中読むのやめて？」

貴「でも黙々とやらないと終わらないルスより、事前にやってわかんないとこだけ残してる
　 あらきの方が偉いと思うよ？」

あ「え？ルスマジで何も手つけてなかったの？それは終わったなwww」

い「じゃあわかんないとこだけならとき方教えるよ」

ル「A助けて！多分というか絶対おわんないから！」

貴「しょうがないな〜。いいよ。どこ？」

こりゃ大変だ

最初は教える気毛頭なかったんだけどね

あとね、遅れた理由の言い訳の時なんだけど

本当のことを聞いたらやっぱり2人とも勉強が嫌だから寝坊したっていうことにしたみたい

2人ともお疲れ様

宿題と言うよりワークの類が増えたよ

いかさんがいたのにそんなこと言っちゃうからだよ

ドンマイ☆

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