【歌い手】とある小さな物語【短編集】

私と貴方の身分の差 【アンダーバー】 ページ26

Aside

「国王！どこにいったのですか？」

今日も脱走したのかな？

よく懲りずにしょっちゅうやるよね

また私が見つけに行かないといけないのかな？

ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ

誰かな？こんなところに来るのは兵士しかいないのに

ア「君がAさん？こんなみすぼらしいところに入れられてるの？

おかしいな、僕は牢屋を廃止しろって言ったのに。」

貴「あの、貴方は誰ですか？ここに来るような身なりの方には見えないんですが」

ア「僕はこの国の国王だよ。君の噂を聞いて会いに来たの」

国王なら尚更来ることがないと思ってたんだけど

ア「ここに来てみてなんだけど、君のことが好きになったみたい

話を聞いただけでもすごい気になってたのに」

貴「気持ちは嬉しいのですが身分の差があります。

それに妻になれたとしても牢屋にいたものです。貴方の恥になります」

気持ちは嬉しい、だって私もそう思ってしまったから

一目惚れなんてすることないと思ってたのに

身分の差がありすぎる方には恋なんてしないと思ってたのに

してしまった、それもこの国の国王に

これは神の悪戯ですか？

私の人生に対しての仕打ちですか？

でも一緒にはいられないからこの気持ちは隠しておきますね

ア「いつだってここに来るから絶対死なないでよ。

すぐに助けてあげれたかもしれないのに」


それから一年も経たないうちに私は牢屋から出れた

私しかいなっかた牢屋はすぐに封鎖された

私は妻ではないけど、国王のお付きのメイドとなった

今はこれで幸せだ。でもいつかちゃんとあの時の気持ちを伝えますね









貴「国王さま、いいえアンダーバーさま、助けていただきありがとうございました。

あの時からずっと貴方のことが好きです。」









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ごめん、追記
一日に急に600hitいって驚いてます！

皆さんのおかげです。ありがとう！

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