𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 37 ページ37
｢ふんふんふ〜ん♪｣
｢えらいご機嫌だな｣
そりゃあもう！と、ペンギンが背負うリュックから顔を出すチィオが元気よく答える。
船での生活も楽しいけれど、やっぱり見知らぬ島に来るとテンション上がっちゃうよと、肩にペトリと張り付くチィオに、まぁ確かにとペンギンが同意した。
｢今回は物資の補給だけして、すぐ出航なのが残念だな｣
｢なのに女の子追いかけてったシャチは後でシバきだね｣
脛打ちがいいかな？プレスがいいかな？と張り切るチィオに、キャプテンにチクるのが一番いいと、ペンギンはニヤリと悪い顔をした。
それに、ほほぉぺんぺん悪よのぉとチィオもニヤリとした。
ポーラータング号は今、せっかく発見した島だし、食料なども減ってきているので補給しておこうと、ログが指す島ではないが停泊していた。
ロー&ベポ、ペンギン&シャチ&チィオに別れて買い出しをしていたのだが、早々にふらりと女の子の尻を追いかけてシャチがいなくなってしまった。
なので大量の荷物をペンギン一人で持つこととなり、内心ではかなり怒っていた。
｢手伝えなくてごめんね｣
｢だから気にする事ないっていつも言ってるじゃん｣
お前は悪くないよと、肩に張り付いて近くにあるチィオの顔にペンギンはすりすりと頬を擦り付け、早く人間の姿に戻りたいなぁとボヤくチィオにおれは今のままでも全然いいよと冗談めかしく言えば、私はよくないの！と嘴でプスリとペンギンの頬を突いた。
｢あ、しまった…｣
全部買い終わったかメモを確認していれば、買い忘れが発覚した。
キョロキョロと歩いて目的の店を見つけたのだが、その店はとても狭くムムムとペンギンは悩む。
｢ごめん、ここで荷物番しててくれる？｣
｢おっけー任せてっ！｣
買うものは機械部品。
大量に持っている荷物が並べられた商品に当たって落としてしまい、壊れてしまっては大変なので待ってて欲しいとペンギンは木陰に買い物袋とチィオの入ったリュックを置いた。
すぐ戻ってくるし、見る限り治安はいいから盗られることはないと思うけど、ヤバイと思ったら逃げてとペンギンはチィオの頭を撫でて店に入っていった。
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もふもふ子(プロフ) - 李空さん» pixivの方で読んで下さったのですね！こちらにも訪れてくださりありがとうございます♪面白いと言っていただけてとても嬉しいです(*^^*) (2023年2月6日 23時) (
レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
李空(プロフ) - pixivで読んだけど面白い (2023年2月6日 4時) (レス) @page3 id: 36ef557338 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - つばめさん» もっともっと見ていたいと思って頂けてとても嬉しいです！夢主さんがまだ人の姿に戻れていませんので、まだお話は続きます！この先どうお話を書いていこうか今ちょっと詰まっているので、気長に更新をお待ちいただけると幸いですm(*_ _)m (2023年1月27日 0時) (レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - まだ更新有りますか？ もっともっと見ていたいです (2023年1月25日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - にゃーちゃんさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪のろのろ更新ですが、頑張って書いていきますね(*^^*) (2023年1月20日 19時) (レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふもふ子 | 作成日時：2022年11月3日 16時
