𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 66 番外編：𝑾𝒉𝒊𝒕𝒆 𝑫𝒂𝒚 3 ページ17
｢うわ、うまっ！とってもふわふわ！美味しいよみんな！｣
キラキラと瞳を輝かすチィオを見て、ペンギンたちはよかったと頬を緩ませた。
さて、おれたちもおやつにすっかとシャチは自分たちの前にも皿を置いた。
それをチィオがキョトンとした顔で見ていて、ペンギンは苦笑する。
｢これは失敗作だ｣
確かにチィオの物以外は、生地が膨らまずペシャンコだったり焦げていたりしている。
珍しそうにチィオはそのパンケーキたちを見つめた。
｢へー、何でも器用にこなす皆でも出来ないことってあるんだ｣
｢当たり前だろー｣
コツンとシャチに指で叩かれる。
おれは食べる専門だから…とベポは恥ずかしそうに頭をポリポリと掻いた。
おれも専門外だとローが両手を上げる。
｢ぺんぺんはいつも美味しいご飯作ってるのに｣
｢飯は作れるが菓子は専門外だよ｣
バレンタインのときおばあさんに作ったクッキーも、チィオの指示があったから出来たんだとペンギンはチィオの頭を撫でる。
そんな皆が作ってくれたのかと思うと、更に嬉しくなった。
｢キャプテン、失敗作たくさんあるんだから食べて下さいよ｣
｢パンは食わん｣
｢パンケーキです｣
｢パンだろ｣
｢ケーキです｣
そんなやり取りをしながら、シャチはフォークに刺したパンケーキをローの口に突っ込もうとしたが、大きな手で顔を押さえ込まれる。
リーチが長いのでそのフォークは届くことはなかった。
それでも諦めずぐいぐいフォークを伸ばしていれば、なかなか引かないシャチにしびれを切らして能力で鬼哭を出し、バラバラにする。
そんな光景をチィオはペンギンとベポと並んでケラケラと笑う。
今日は特別素敵で楽しい日だな…と思いながら、チィオは失敗作のパンケーキを突っついたーーーー。
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
はい、遅刻ですがホワイトデーのお話しでした。
イベント事のお話ばっかりで申し訳ないです。
次は本編かな…いや…エイプリルフールがくる…。
エイプリルフールもきっと遅刻します(´°ᗜ°)
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つばめ - 彼女元の姿に戻った➕同時にペンぺん🐧ちゃんと恋人同士か最高他の皆とも仲良しで楽しそう (5月19日 1時) (
レス) @page50 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローが風邪をひいてしまっているのでしょうがないですがそれでもコレは素敵です別のでローも出れば尚更👍 (5月19日 0時) (レス) @page31 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 入れ替えハプニング面白いです (5月19日 0時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 通常版も含めて更新楽しみにしてます (2023年4月13日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - つばめさん» お返事遅くなりました(> <)ローの能力の暴走！それは面白そうですね！遅くなるかもしれませんが、リクエスト賜りました(*^^*) (2023年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふもふ子 | 作成日時：2023年2月4日 19時
