13棹 ページ13
ヒーロー達がしんみりとなっている中、少女はずっとリカバリーガールは何て言ったんだろうと考えていた。
既に少女の中ではここは異世界ではなく、ヒロアカの世界ではないかという結論を出していたのだ。
なるほどと自身で納得していれば、何か言っているように聞こえたので音の発生源を見た。
すると、リカバリーガールが口を開いて何か言っていると理解はできた。
だが、何を言っているかは理解できない。
首を傾げて分からないの意味を示すと1度眉を顰めてまた口を開く。
それも理解できないと首を傾げればリカバリーガールはヒーロー達を連れて外に出ていってしまったのだ。
｢(えええ！？なんで！？いかないでぇぇぇぇ！)｣
せっかく大好きなヒロアカキャラに会えたのに自分は見掛けだけは少女のロリババァだからかと落ち込んだ。
少女は忘れていた。
ロリババァとか以前に少女がこの世界に来てからまともに会話をしたのは数年前。
それに加えて、魔法の為にとずっと日本語ではない言語を使っていたのだ。
最初は覚えるためにと貰った辞書も使わないからと薪にして燃やしてしまった。
つまり、少女は数年間日本語とは違う言語を使って過ごしていたのだ。
そりゃあ忘れる。
そして、少女はまだ知らない。
無詠唱で魔法を使えるようになろうと躍起になっていた為かここ1、2年言葉そのものを話していない。
まず、森の中で話す必要性もなかったからか喉から声を出すという事をしていなかった。
全て心の中だけで済ませていた少女。
少女がその時に気づいた時、掠れたような声しか出せなかった。
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小説ワンコ(プロフ) - とても面白いです！こういうタイプの勘違いものって以外に少ないので、更新が楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年6月12日 21時) (
レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - ノルンさん» ノルン様2回もコメントを下さってありがとうございます。そう言って頂けて本当に心から嬉しいです。更新が遅くて申し訳ないですが、面白い話を書けるように頑張ります。 (2019年5月30日 8時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新お疲れ様です！！！気になってたのでめっちゃ嬉しいです、有り難うございます！ (2019年5月13日 21時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - ノルンさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。その言葉を言って頂けるだけで本当に嬉しいです、ご期待に添えずに更新が滞ってしまい申し訳ありません。ゆっくりではありますが、頑張っていこうと思います。コメント本当にありがとうございます。 (2019年5月6日 22時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - たみさん» 返信が滞ってしまい申し訳ありません。夢主ちゃんの活躍は私も練りに練りまくっております。面白さを届けつつ矛盾しないように頑張ります。コメントは本当に励みになります。ありがとうございます。 (2019年5月6日 22時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もーふ | 作成日時：2018年8月12日 18時
