再会 ページ8
この曲….
秀作「ちょっと、」
尾関「え、どうしたんですか。」
尾関を押しのけて、窓の外を見る。
ヴァイオリンを弾いている人影が見えた。
きっとそうだと思い、公園に行った。
尾関「先輩？！」
秀作「A！！」
美しく奏でられたその音色が止まった。
振り返ったAは服装やメイクのせいか３年前よりだいぶんと大人っぽくみえた。
『兄さん。ごめん、携帯なくしちゃって。このままじゃ帰れないと思ったから。』
そう言い、ニコッと俺の覚えているAと同じ笑い方をした。
なんだか安心した。
秀作「A…おかえり。」
『ただいま。＾＾』
秀作「＾＾ なんだー、帰ってたのか！笑 一階で普通に呼び出してくれたらよかったのに。」
ゴロゴロッ
『日本って昼なのに暗いんだね。雷も鳴ってる。』
秀作「今日の天気が悪いだけだよ笑」
『そっか笑』
二人で笑いあった後、俺は仕事があるから、小岩井に連絡して、Aを連れて帰ってもらった。
昔、Aについていたヴァイオリンの先生がとても厳しい人で課題曲が終わるまで庭に出されてたことがあった。その時Aが弾いた曲がさっきの「２４のカプリース」のアレンジ曲だった。
その時、悲しそうな顔で俺の部屋に向かって演奏していたのを思い出して、そこからこの曲はAから俺へのSOSのしるしになった。
ーー
尾関「先輩、どこに行ってたんですか？」
秀作「あぁ、ちょっとな。」
尾関「ちょっとって..。隠し事しないでくださいよ、「あー、そーいえば。お前にプレゼントのことで相談したいんだけど。」
尾関「(チラッ)」
俺が少し気を寄せている池江さんのほうをチラッとみる尾関。
秀作「バカ！ちげぇよ。」
尾関「じゃあ、さっきのヴァイオリン少女ですか？！」
秀作「それも違う！今日は父さんの誕生日なんだよ。」
尾関「んー…じゃあゴルフの時に着られるようなニットなんてどうですか。」
秀作「うーん、ニットね。。」
尾関「泰蔵さんなら、結構派手目なのが似合うと思います。」
秀作「父さんに会ったこともないくせに。」
尾関「だから家に招待してくださいって何度もお願いしてるじゃないですか。」
秀作「うん、考えとくよ。」(適当)
その後、尾関のアドバイス通りに黄色ニットを買って家に帰った。
ラッキーアイテム
ペロペロキャンディ
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第一部隊 - 占ツク初めてだとは、思えないぐらいおもしろかったです！更新頑張って下さい！ (2018年2月18日 0時) (
レス) id: 9e9a32228e (このIDを非表示/違反報告)
Yuari(プロフ) - .96ガロンさん» ドラマとは違って、15年前に亡くなった設定にしてます。 (2018年1月28日 18時) (レス) id: 9445fac1dd (このIDを非表示/違反報告)
.96ガロン - 16歳だったら、お母さんが亡くなった後に生まれることになりますよ (2018年1月28日 11時) (レス) id: 5be32368dc (このIDを非表示/違反報告)
Yuari(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます＾＾最高なんて言っていただけて本当に嬉しいです！最近忙しくて更新遅くなるかもしれないんですけど、頑張りますね(^−^) (2018年1月27日 18時) (レス) id: 2f25a47ef7 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - JUMPでは７のみんなが大好きですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますWESTはピンクと緑と青色ジャス民です (2018年1月26日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuari | 作成日時：2018年1月17日 14時
