第2話＿これが…E組？ ページ4
＿そう言えば、3年初めの全校集会で目立つ人達が居たなぁ…
その人達が全員E組の教師って聞いた時はびっくりしたけど。
でも確かもう一人居たような…ほら…確かプリント配ってた…
＿駄目。思い出せない。
一番インパクトあったと思うんだけど…
「でもあんた、何たってこの時期にE組に落ちて来たわけ？…なんかヤバいことしでかしたんじゃ無いでしょうね？？カルマ見たいな」
イリーナは腕組みをしながら亜紀乃を見下ろす。
＿＿カルマ…って…あの停学の？
暴力沙汰で停学になって…停学明けはE組行きになったっていう人だよね…
そういう人もいるんだなぁ…E組には。
「あの……私が此処に落ち……」
「悪いがその話は後でもいいか？もうそろそろ話し始めないと…あの子達が帰ってくる。」
そして…烏間先生は話し出す。
時々イリーナ先生も話に入って。
キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーン…
「……ということだ。君には出来るか？これは国家機密だから親にも友達にも言ってはいけない。」
烏間先生は…
凄く好きになった。
こんな短時間でこんなに人を好きになった事はないだろう。
話すときは真剣に。そして…家族さえも向けてくれないような真っ直ぐな目で見つめてくれる。
この人は…信頼できそうだ。
＿＿あんな本校舎のクズ見たいな教師とは違って。
「…はい。…出来ます。」
私も烏間先生の目を真っ直ぐ見て言った。
見つめ合うって普段は恥ずかしくて少し経ったら自分から目を逸らす派だけど今回は違った。
「そうか。…では、これはターゲットにしか効かない対先生物質の入ったナイフと銃弾だ。暗殺以外の目的で使用しないように。使い方は毎時間の体育で習う。」
そう言って烏間は亜紀乃にナイフと銃を渡す。
亜紀乃はそれを受け取る。
「これが…E組なんですねっ」
＿＿先生を殺すかぁ…ふふっ
それは、烏間から見ても
《物凄い殺気に包まれた犯罪者》に近い人間の様子だった。
烏間side
＿＿花倉亜紀乃。
……なんだ？この殺気は。
純情じゃない。これは…そのままでも大丈夫なのか？？
さきほどまでの表情が消え、今はイリーナと仲良く話している彼女。
＿＿用心深く見ておこう。
そう心に誓った。
☆
第3話＿私が貴方を大好きと思えるよう努力しますっ♪→←第1話＿始めまして。
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都合により名無し - 画像ってどう載せてるんですか (2015年7月25日 15時) (
レス) id: 770e7feb47 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌☆(プロフ) - ひーさん» おぉう、ありがとうございます☆えっ嬉しい！頑張ります☆ (2015年5月4日 14時) (レス) id: 0ef7090dab (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - こんにちわ！ こちらにも来てみました☆← 更新頑張ってください！ (2015年5月4日 11時) (レス) id: 567b5560c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌萌? | 作成日時：2015年4月26日 22時
