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松 【でも、俺の耳が聞こえてたら。】
私 【それでも私は北斗を守ってたよ？】
私 【耳が聞こえる聞こえないなんて関係ない。】
私 【私は、私の意志で北斗を守りたかったの。】
松 【なんでそこまでして？】
私 【北斗が自分で変わりたいって言ってくれたのが嬉しかった。】
私 【今まで私を頼ってくれる人なんて皆金目当てか、次期社長になるために利用されてきてばかりだったの。】
私 【皆が初めてなの。私をお嬢様とかの目で見ないで接してくれる人達。】
私 【私はそんな人をこれからも大切にしていきたい。】
私 【私はごめんって言われる為に北斗を守ったんじゃないよ？】
松 【ホントに、ありがとう】(微笑)
私 【よし、ご飯食べよ！】
私 【ご飯、あんまり食べれてないんだって？】
松 【そりゃ、心配で喉も通らないよ】
私 【私も筋力落ちたから、北斗にはリハビリ手伝ってもらうよ！】
松 【わかったよ】
北斗は、初めてご飯をゆっくりだけど食べきった。
ご飯も食べ終わり、ゆっくりしていると北斗がメモを書き始めた。
松 【ねぇ、お願いがあるんだけど。】
私 【なに？？】
松 【今日、一緒に寝てくれない？】
私 【うん、いいよ。】(微笑)
私 【その前に、私を下に連れてって？】
私 【皆に会いに行こう、久しぶりに北斗の元気な顔みんなに見せに行こ？】
松 【ん、わかった。】
私 【支えてくれる？】
松 【いや、抱えてったほうが早くない？】
そういって北斗は私の事を持ち上げた。
私 「重くない？」(口パク)
松 「大丈夫」(口パク)
下に降りると、皆はリビングの机に集まっていた。
田 「北斗！！！」
北斗は私を車椅子におろした。
松 【ごめん、皆心配かけた。ありがとう】
高 【よかったよ、ホントに。】
京 「ありがとね、A」
私 「ううん、皆が支えてくれてたからだよ」
松 【高地、明日から俺リビングでご飯食べるね。】
高 【わかった！】(微笑)
松 【んじゃ、風呂入ってくるわ】
森 【いってらっしゃい！】
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しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2021年1月17日 1時
