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樹とジェシーはあれから帰っていった。
私はご飯も食べ終わり、少しぼーっとしているとドアからノックが鳴った。
私 「どうぞー？」
ガラガラ
私 「あれ、さっきぶりね」(微笑)
入ってきたのは、スーツの格好をした照と辰哉だった。
岩 「お嬢様にお話がありまして。」
私 「今回のひき逃げの事ね。」
深 「気づいていたんですか。」
私 「警察か皆に聞かれると思ってたの」(微笑)
岩 「では、率直に聞きます。」
岩 「ご存知なんですか、犯人。」
私 「んー、何となく。どっかで見たことあるなぁって思ってるくらい。」
深 「犯人の顔を見たんですか？」
私 「いや、早すぎて見えなかった。」
私 「だけど、あの雰囲気どっかで見たことあるんだよねぇ。」
深 「どんな些細な特徴でもいいです、教えてください。」
私 「割とがっしりしてたから、男性。」
私 「黒の服着てたの。それくらいかな。」
深 「どうして見た事があると？？」
私 「ん〜、勘かな？(笑)」
私がそう言うと二人は拍子抜けした顔になった。
岩 「なんですか、それ。」(微笑)
私 「犯人探し、私もするよ」
深 「駄目ですよ、まだお身体が万全じゃないんです。」
私 「誰が一人でって言ったのよ、蓮と康二とちゃんと行動するから。」
岩 「二人から離れないって約束できますか？」
私 「車椅子だから離れたくても離れられないしね(笑)」
深 「向井と目黒には俺らから伝えておきます。」
私 「うん、ありがと。」
岩 「明日、退院なされるんですか、」
私 「そう、北斗が心配だしね。」
岩 「自宅までお送りしましょうか？」
私 「いや、多分慎太郎が車で来るから乗って帰るかな？」
岩 「くれぐれも、無理はなさらずに、」
私 「わかったわかった！(笑)」
深 「お嬢様のわかったはわかってないからなぁ〜(笑)」
私 「承知しました！心配し過ぎなんだよ〜二人共。」
岩 「目黒が言ってたでしょう？今回はほんとに皆肝が冷えたんですから。」
私 「今度から気をつけます！」
深 「はい、約束ですよ〜」
岩 「じゃあ、そろそろ俺らは帰りますね。」
私 「またなんかわかったら連絡してほしい！」
深 「わかりました、ゆっくり休まれてくださいね」
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しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2021年1月17日 1時
