・ ページ27
Aの父は警察のもとへ行く途中に電話をかけていた。
父 「私だ。」
？ 「お疲れ様です、どうされました？」
父 「急で申し訳ない、今から何人来れる？」
？ 「三人です。」
父 「わかった、今から○○警察まで至急来てくれ。」
？ 「かしこまりました。」
執 「KSBCまででよろしいですか？」
父 「あぁ、島原にはもう連絡してある。」
執 「かしこまりました。」
ー京本sideー
Aのお父さんから頼まれたのもあり今日は皆ここで泊まる事にした。
樹と高地は俺らのご飯を買いに行ってくれてる。
ジェシーは北斗の様子を、俺はAの様子を見ていた。
ジェ 「ん、いま、、、」
京 「どうした？」
ジェ 「北斗の手が動いた気がした。」
ジェシーのその声を聞き、慎太郎と北斗のもとへ。
森 「北斗、、」手を握る。
慎太郎が北斗の手を握ると、北斗も微弱ではあるが手を握り返した。
ジェ 「おい、北斗、、、」
少し肩を叩くと、目が薄く開いた。
俺はすかさず紙に【大丈夫か？】の文字を書き北斗に見せた。
すると、北斗は何かを思い出したかのようにガバッと起き口をパクパクさせながら慎太郎を揺さぶっていた。
ジェ 「北斗！落ち着けって！！」
京 【落ち着け！！！】
俺が紙を見せると、焦ったように文字を書き始めた。
松 【Aは！！！！】
ジェ 【隣で寝てるよ、】
ジェシーがそう言うと、繋がってるカーテンを開けた。
松 【ほんとは俺が守んないといけなかったのに】
松 【俺のせいだ、、、俺の耳が聞こえてないから、、】
森 【そんなことない、大丈夫だよAは起きる。】
松 【俺が一緒に出かけようなんて言わなかったら！】
松 【俺はお前らみたいに希望はもっちゃいけなかったんだ！】
いくら落ち着かせようとしても北斗は暴れ、繋がっていた点滴もちぎれ慎太郎とジェシーが必死にベットに押さえつけてる。
俺はその光景をただ、見ることしか出来なかった。
高地と樹が丁度帰ってきて慌ててナースコールを押し、状況を説明すると医師は直ぐに対応してくれた。
医 「今、安定剤を打ちました。しばらくは起きませんが起きたらまたナースコールお願いできますか？」
高 「わかりました。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちこ | 作成日時：2021年1月17日 1時
