学会 ページ30
｢そか、俺はもう行かなきゃ｣
｢お、もうこんな時間ですか。僕も行かなくては｣
出かける支度をするローレンさんとオリバーさん。
そういえば、レオスさんは大丈夫なんだろうか、寝坊してないだろうか？
｢パタ姐、レオスさんは大丈夫ですか？｣
｢博士は研究職だからな！時間は自分で決められるはずだ！｣
それなら安心だと思い、2人を見送る。
｢じゃあ行ってくんね｣
｢Aくん、洗い物任せちゃってすみません｣
｢気にしないでください、元々私の仕事なので｣
｢行ってらっしゃい！｣
｢行ってらっしゃ〜い｣
｢…さて、私も任務があるからな！準備をしなくては…！｣
｢パタ姐今日任務あるんだ｣
｢うん！今日はなかなか大変そうなんだぁ…｣
｢頑張ってくださいね！｣
｢うん！ありがとな！｣
2人を見送ったあと、パタ姐は自分の部屋に戻った。
ローレンさんは警察だし、オリバーさんは大学教授。朝が早いのも納得だと思いつつお皿を洗いにアクシアさんとリビングへ向かう。
｢お〜手際いいねぇ｣
｢アクシアさんこそ！料理とかやるんですか？｣
｢そうね、かなり好きよ｣
お皿の裏側もちゃんと洗うあたり、几帳面な方なのかも。
｢そういえばさ、博士大丈夫かな？｣
｢えっ？でもパタ姐が、博士は研究職だから大丈夫って…｣
｢なんか今日？かわかんないけど、大事な学会があるって言ってたような気がすんだよな…｣
｢ええっ？！｣
｢もし学会あったら博士寝坊しちゃうからさ、Aちゃん起こしてあげてくんない？｣
｢え゛｣
｢部屋は青の扉ね！水色じゃないよ、手前の方ね｣
｢わかりました…｣
あからさまに嫌な顔をしてしまった。
レオスさんとは、あの脱衣場での一件以来顔を合わせていない。
｢大嫌いなので｣と言われてしまった人の部屋に入っていいものなのだろうか…
しかしアクシアさんは完全に洗い物に集中していて、｢やっぱり行きたくないんですけど｣なんて言えない雰囲気だ。
腹を括ってリビングを出た。
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頭華(プロフ) - くらげさん» えへへ…コメントありがとうございます♡ (2021年10月5日 22時) (
レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ヒィ…おそろしい…axくん…まさかここでクローンネタがくるとはって感じです想像の斜め上をいかれた流石すぎる…本日もお疲れ様です (2021年9月28日 17時) (レス) @page41 id: 8ae060a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - Fineさん» コメントありがとうございます！勝手に脳内で博士の声で再生してしまいました笑 アクシア君の抱えているものがうまく描写できてたらいいな… 頭抱えて飛んで頂けたら幸いです！ (2021年9月28日 2時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます！重たいですよね笑表情筋ぶっ壊れてほしいですねぇ〜 (2021年9月28日 1時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
Fine(プロフ) - あぁぁあぁぁあ何ですかこれぇ！？！？！？ｱﾞｱﾞｱﾞ重くて好き〜こんなの待ってました〜！！！！私の心臓が持ちませーん！いつも更新楽しみにしてます！アクシア……君は一体何を抱えているのかい……それ次第では私は頭抱えて飛ぶぞ……。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page37 id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭華 | 作成日時：2021年9月5日 2時
