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〈You side〉
JK「……チョン・ジョングク。」
随分、おもむろに敵意を剥き出してくるなぁと思った。
そんなにこの人は私がBTSになる事が気に入らないの？私、まだ自己紹介しただけなんだけど…笑
ジョングクの第一印象は最悪だった。
『ジョングクさん、よろしくお願いします。』
部屋割りが同じになっても、もちろん心底嫌そうな顔をされて。
ジンオッパが何か細工してたみたいだけどね？
ジョングクを除く、6人のオッパ達はとても優しかった。
自称ワールドワイドハンサムの最年長ジンオッパと
めんどくさがり屋で基本は無口が多いユンギオッパ。
さっそく私の新しいコップを壊したナムジュンオッパに、とても明るく笑顔が素敵なホソギオッパ。
そしてテンションが高く、たまに何を言ってるか分からなくなるテヒョンオッパと、私と同じ新しくメンバー入りしたジミンオッパ。
ここなら、上手くやっていけそうな気がした。
『こっちのスペース、私が使ってもいいですか？』
二人きりの部屋、不機嫌オーラ全開のジョングクに声をかける。
JK「…勝手にして。それにわざわざ敬語使わなくていいし。」
彼はぶっきらぼうにこっちを見ずに言う。
「あっそう。じゃ、やめる。」
一応、先にいるからと思って使ってたけど、いらなかったみたいね。
いきなり敬語をやめた私に、彼はギロりと睨む。
『…何？』
…この人、睨むことしか出来ないの？
彼の敵意を含んだ目をちらりと見て、私は荷解きを始める。
JK「お前のこと、絶対認めないからな。」
それだけ言うと、壊れそうなほど大きな音で扉を閉め、部屋を出ていった。
威圧感を出せば、私が怯むとでも思ってるの？
どこのガキよ、アイツは。
あのような視線や態度には嫌という程慣れてきた。
今更そんな事されたからって、私には痛くも痒くも何ともない。
彼が出ていった扉に、あっかんべーと舌を出し、私は再び荷解きの作業に戻った。
その日、オッパ達が私とジミンオッパのために歓迎会をしてくれて、かなりみんなで楽しんだけど、ジョングクとだけは目も合わせないし、口も聞かなかった。
あんな奴と絶対仲良くなるもんか！
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のあ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!!精一杯頑張らせていただきます!! (2020年2月4日 19時) (
レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - めちゃくちゃ面白いです！頑張ってください (2020年2月4日 2時) (レス) id: 4d0761b887 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» そんな風に言って貰えて光栄です(泣)ロゼさんの事応援しながらたくさん更新して待ってます!!頑張ってください!! (2020年1月30日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ - ぐわぁぁぁぁぁ 既に涙がﾎﾟﾂﾘと…w悲しい感じの話が好きなんで私には嬉しいですw でも…受験終わるまで没収されるので続きが……読めない…ттあぁぁぁぁぁ… (2020年1月28日 19時) (レス) id: e951c39958 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» 楽しみましょう!!!!!作者、悲しい感じのお話しか書けないんですよね…((楽しみにしててください!! (2020年1月28日 6時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2020年1月14日 11時
