憧れのあの人に。続【JW赤×緑】 (ページ10)

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バレたページ10

赤side

昼ごはんの後片付けをしとると、また

ピンポーン

とインターホンが鳴った。

今度は宅急便かな、と思い画面を見ると

｢え.....また照史くん.....？｣

数十分前智洋さんと一緒に出ていった照史くんがまたそこに立っとった。

これ出てええんかな。

でも智洋さんバレたくなさそうやったし.....。

ど、どないしよ。居留守するか？

橙｢しげー！おるんやろー！｣

ドアの向こうからでっかい声が聞こえてきた。

うげっ.....バレとる.....

橙｢なんも怒らんから入れてやー！暑い！｣

しゃあないか.....

ガチャッ

ドアを開けるとズカズカと入ってくる照史くん。

自分の家か！笑

｢あ、照史くん、智洋さんは.....？｣

橙｢あー、もんちは美容院。置いてきてん｣

｢智洋さんに言われたってこと？｣

橙｢いや、ちゃうで？｣

勝手に冷蔵庫を開け麦茶をグビっと飲んどる。

やから自分の家かって笑

｢じゃあ、なんで俺がおるってわかったん....？｣

橙｢もんちがあからさまに慌てとるんやもん笑｣

まあたしかに智洋さんは隠し事が下手や。

さっきも何かある感満載やったもんな。

｢でもそれで俺に繋がるん.....？｣

橙｢そんなんしげ関連しかないやん笑｣

俺関連しかない.....？

頭の上にたくさんのはてなが浮かぶ。

橙｢ったくあんたらはもどかしいな～高校生の純愛か！｣