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少ない ページ27
赤side
橙｢ほんまに覚えてないん？｣
｢全く。｣
どう頑張っても思い出せなくて、昨日の自分を恨み始める。
桃｢じゃあその後なんもなかったんかー、つまんないの｣
青｢いや、わからんで？しげが覚えてないだけでなんかあったかもしれんやん｣
そう、それが一番心配。
昨日の俺、これ以上やらかしてないやろな.....
紫｢神ちゃん、どうやったん？｣
緑｢別に、なんもなかったで。てか、何を想像しとるん笑｣
｢そ、そやで。変な関係ちゃうから！｣
自分で言って少し悲しくなる。
ただの上司と部下、だもんな。
落ち込んで黙っとると、淳太くんが突然智洋さんのことを見つめ始めた。
緑｢な、なに.....？｣
黄｢いや.....｣
長い間溜めるせいで皆が険しい顔になっていく。
黄｢今日ピアス少ないなって思て｣
｢なんやねん！そんなことか笑｣
橙｢変なところで溜めんなや笑｣
どっと笑いが起こって、場の空気が少し和んだ。
あれ、そういえば......
スーツのポケットの中をがさごそと探る。
｢あ.....あった｣
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作者名：もちもち子 | 作成日時：2020年7月5日 22時
