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「＿＿野薔薇ちゃん、出ないなぁ……」
「マジで？じゃあ俺伏黒に…………」
何故か途中で言葉を切らす悠仁。
「？」
「あ、いや！Aから伏黒にも通話掛けてみてよ」
「えっ」
思わずポロリと手からスマホを落としてしまう。
が、悠仁がとんでもない瞬発力でスマホをキャッチしてくれて床に落ちることはなかった。
「あ、あああごめんね！通話ね！恵くんにね！……恵くんに！？私が！？」
「A落ち着けって！」
スマホを手渡されながら"落ち着け"と言われる私。
だって、この前やっと初めてLINEできたのに、もう通話……！？
「ほら、釘崎が出ないってことは、もしかしたら何かあったかもしんないじゃん。」
「ゆ、悠仁が電話すればいいんじゃ……」
「え？あ、やー……俺じゃなかなか出てくれないからさー？」
「任務中ならさすがに出るでしょ」
「もーいいからいいから！」
ほらほら、と急かす悠仁。
折れてくれそうにないので、渋々恵くんのLINE通話をタップする。
〜♪
LINE通話特有の呼び出し音を聞きながら、恵くんが出てくれるのを待つ。
すると3、4コール目くらいで呼び出し音が止まった。
『A？』
耳元で聞こえた大好きな声に、思わずビクッと肩がはねた。
「あ、め、めっめめめ恵くん……？」
噛んだとかそういうレベルじゃない私に、後ろで悠仁が笑いを堪えているのが見えたので軽くパンチした。
もー最悪、と項垂れていると、電話越しに恵くんが少しだけ笑ったのがわかった。
『"め"多すぎだろ』
「ごめんなさい恵くん……」
ちゃんと恵くんの名前を言い直して、そして本題へ入る。
「えっと、さっき野薔薇ちゃんに電話して出なかったんだけど…野薔薇ちゃんは？」
『釘崎なら隣にいるぞ』
電話の向こうで恵くんが野薔薇ちゃんに、"お前Aからの電話気づかなかったのか"と聞いたのが聞こえた。
野薔薇ちゃんの声も聞こえるが、何を言ってるかまでは聞き取れなかった。
『釘崎、通知音切ってたの忘れてたって言ってる』
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肉じゃが - なぜだ…恵推しじゃないのにこの小説が神様に見えてきた… (8月15日 18時) (
レス) @page34 id: 42198287f0 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - ｱｲﾗﾌﾞﾒｸﾞﾐｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲ 投稿頑張ってください！応援してます！この作品めっちゃ好きなので！ニヤニヤが本気で止まらないです!!!いいなぁ夢主ちゃん。私も恵君に可愛いって言われたいよーーーー😭 (2022年8月30日 17時) (レス) @page23 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あぁぁぁぁぁぁ！恵君かっこいい！私の顔今真っ赤です！今後も頑張ってください！ (2022年1月8日 15時) (レス) @page34 id: 634c848308 (このIDを非表示/違反報告)
シーエル目つぶし(プロフ) - やばいニヤけが止まらない、、！w (2021年7月9日 16時) (レス) id: 7ab4427546 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - もち明太さん» ありがとうございます〜！！よろしくお願いしますっ！ (2021年2月17日 19時) (レス) id: ed116a4644 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち明太 | 作成日時：2021年1月16日 17時
