第一話 ページ1
私ゎ焦っていた。
今日は大切な友達とのお出掛けの日。なのに寝坊して遅刻しそうなんて…かっこ悪すぎだょ！
「もうぁと5分しかなぃょ！」
これは全力で走っても間に合わないだろう。
そう悟って、はぁと一つ溜息をついて首を垂らした。
「…どうしたんですか？お嬢さん」
そんな私に声を掛けてきた男性が一人。
「…あなた…どこかで…じゃなくて！私友達との約束に遅れそうなんです！」
「 それは大変。僕が車で送っていきます」
彼は優しそうに微笑み、黒塗りの車のドアを開けて「さあ」と私に座るよう促した。
「ありがとう…ございます」
知らない人について行っちゃ駄目だって、ママはよく言ってる。
だけど、どうしてもこの人が悪い人には見えなかったのだ。
「貴方の名前は？」
私が尋ねると、彼は「朝青龍」と答えた。
「朝青龍！？もしかして貴方…」
「はは。そう。僕は朝青龍」
そうか、どこかでみたことがあると思ったんだ。
彼は第68代横綱、朝青龍。よくお爺ちゃんと一緒に相撲をみてた私にとっては、彼はスーパースターであることに違いなかった。
「ありがとう、朝青龍。
私の名前はA」
「Aちゃんか、よろしく」
私は彼のその優しそうな人柄に、夢中になってしまった_____。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はやみん(プロフ) - 面白かったです。私は朝青龍さんと同じ誕生日なので作ってくれて嬉しいです (2019年3月7日 19時) (
レス) id: 85277bc3a9 (このIDを非表示/違反報告)
み〜ちゃむ(プロフ) - 人類には早過ぎt………朝青龍かっこいい！！(洗脳) (2015年11月30日 4時) (レス) id: 98276f4650 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 素晴らしいです！続き楽しみにしてます！朝青龍かっこいい！ (2014年10月5日 22時) (レス) id: 159ad25ef6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mochigata | 作成日時：2014年3月26日 22時
