監 督 生 殺 害 事 件【ツイステ】

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＿＿それは…自分が交際相手だと"認める"ということでいいのかな。







「はい。監督生さんとはお付き合いをさせて頂いていました。

警察の方は彼氏という立場を怪しんでいたようですので、面倒なことになるかと思って黙っていました。」







＿＿そう、か…。リーチくんにはまた話を聞き直す必要がありそうだね。
何から聞こうか…。







「ご心配なく。僕は確かに"監督生さんの彼氏"であることを偽っていましたが…"それ以外の内容"を訂正するつもりはありませんので。」







＿＿…えぇっと、すまないね。少し混乱してしまって…。

リーチくんが被害者……いや、監督生さんの彼氏だったのなら"お試しで付き合っていた"というのは君の話なのかい？


…いやでも、昨日の発言を訂正するつもりはないと言ったね。

君は昨日、"監督生さんから"お試しで付き合っている彼氏と別れたいというのを"聞いた"と言っていたけど…それも事実？







「事実です。そしてその相手は勿論僕ではありません。

僕の所為(せい)ではありますが、随分と混乱してしまっているようですので1つずつお話しましょう。


まず、僕は"3ヶ月前"、監督生さんに告白しました。

彼女は涙を零して『嬉しい』と言ってくれました。
しかし、『付き合うことはできない』と。」






＿＿！それは、"お試しで付き合っている彼氏"の存在があったから…？







「その通りです。彼女は僕が告白する2ヶ月前に、既に"ある人"に告白されていました。

彼女は当時、その人のことは"人として好き"であって、"恋愛的に好き"ではなかったようです。

だから、最初は断ったと仰っていました。

しかし、相手もしつこかったようで"お試しで付き合って欲しい"と言われたそうです。

埒が明かないと思った彼女は『必ずあなたを好きになるとは限らない』と伝えたうえで交際を始めました。」

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