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私から言ったらダメかなぁ。遊び慣れてると思われちゃう？でも、けいも言ったのはけいからだって…。じゃあ大丈夫かな。あれ？ありおかくんって付き合う前に私が何してたか知ってるんだよね？
「…っぱい？高木先輩？」
「ぁ、ごめん」
気がついたらもう家についてた。あんなに近くでありおかくんを見たのは初めてで、色んな人と身体を重ねたけど、こんな気持ちになったのも初めてだった。
―――ありおかくんに触れたい
「バイバイ」って帰ろうとするありおかくんを部屋に連れ込む事に成功した。連れ込むって言い方はどうかと思うけど。今現在ありおかくんは勉強会のときと変わらない、いつもの場所に座ってるから、間違いではないか。
「先輩？なんかあった？」
「……」
「うおっ」
前の私なら平気で言ってたのにな。ありおかくん相手だと言えなくなっちゃう。とりあえずというか、思わずというか、抱きついてみた。「えっ」とか「あ…」とかひとしきり驚いたあと、そーっと背中に回ってきたありおかくんの手は、私の背中をゆっくりなでてくれて。とても安心できた。
くっついてた体を少し離すと、教室のときより近い距離。目をそらすこともできなくて。
「キスしていい？」
ありおかくんも同じ気持ちだったんだって嬉しくて。返事の代わりに目を閉じた。
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年5月1日 0時
