モブになりきるためには【純黒の悪夢】 (ページ19)

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『えっ！これもかわいい！これも！！ねえひろくん！これ似合う？』

景光「似合う」

『えへー！んじゃこれ！あとこれも買うっ！』

景光「A、これ。お揃いでつけるか？」

『ブレスレット…？わぁ…かわいい…』

景光「その時計とも合いそうだと思って」

『うん、これがいい』

景光「おっけー。んじゃそのカゴもよこせ」

『え？いいよ自分で買う～』

景光「こーゆー時は甘えろ。ったく」

カゴを奪い取られて会計に進む

『ひろくん、ありがとう…』

景光「いいえ～」

ブレスレットのタグは切ってもらい
すぐにひろくんから装着させられた

『かわいい…』

景光「お揃いだな。キーホルダーの代わり！」

『へへ！嬉しい！』

景光「さて。次はどこに行く？」

『んー。…』

仕掛けたいのは山ほどある。

しかし今、観覧車内部に忍び込んで
爆弾を仕掛けてる組織の奴らと鉢合わせる訳にもいかない。

どのタイミングで組織がここに潜入してるかわかんないからね。

しかもジンさんがどこで見てるかわかんない。
あとベルモット。

ひろくんが変装してるからと言っていつまでも屋外でウロウロするのも危険だ。
なにせ私と一緒。
私とひろくんが一緒にいるところをベルモットに見られたりでもしたら
ジンさんに報告されるに決まってる。

ここは大人しく監視の目が届かない屋内に避難すべきかな…

『ひろくん！こっち！』

景光「お？こら。走るな。ったく」

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その後

バイキングでご飯を食べて

イルカショーまで見て水族館を満喫した。

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