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家に入り、ドアを閉めると葵が口を開いた。

葵「...爪は、子供の超能力者を誘拐し、洗脳して幹部に育て上げる。私達もそのターゲットなの。」
『じゃあ、爪を潰すか何かすれば...』
葵「超能力者が百人以上居るんだよ?私達じゃ到底...」

なら暴走してしまえば...と言いかけたけれど、その言葉は飲み込んだ。
『葵は、力を吸ったりする意外に何か出来るの?』
葵「んー。念動力は使えないな...それぞれの能力的には低めだけど、色んな能力を使えるよ、パイロキネシスとか。まぁ一番特化してるのはマインドコントロール的、な。
...で。」

葵「爪から逃げる為に、引っ越ししたいんだよね。でもこの町から情報が漏れたら駄目でしょ。だから、私の力で...」

_________この町や、関わった人から私達の記憶を全て消す

え?
そんな...
『おかしいよ、だって...
じゃあ爪を消せばいいだけじゃん。なんでそんな事』
葵「...だから。超能力者は百人以上いるの。Aを危険な目に合わせたく無いから...
それに危険な超能力は人に向ける物じゃ無い。」

『だって子供達を誘拐したりしてるんでしょ?だったら死んだり、傷付けても当然の報い...』
自分で言っておいて、しまった、と思った

葵「それは違う。あいつらだって一応は人。
...この町から記憶を消すしか無い。」
『さっきの発言は、ともかく...何で可能性を潰さなきゃいけないの?私だって出来るかも知れない。
それにモブだって居るし...』
葵は顔を暗くしていたけど、私は構わず言葉を投げる

葵「...その、茂夫君?ってのもさ。何考えてるか分かんないし。変な詐欺師とかと居るんだからやめときなよ。爪の手先かm」
『なんでそうやって葵は人を信じないの?そんなに爪の手先が怖いんだったら自分で倒せば良いじゃん!その超能力でさ』
嗚呼、言葉が止まらない

葵「だから!人にむけちゃ」

『だからってずっとそんなのに縛られてる訳には行かないでしょ?!葵の能力は良いよね!だって暴走してもそこまで恐く無いんだもんね!?』
駄目だ。これ以上言っちゃ
葵「あんたに何が分かるの!今まで何も知らずに生きててさ!
あんたが居なくたって...!」

『分かったよ。じゃあ一人で頑張れば良いじゃん。』
そう言い、荷物を持って私は家の外に出た

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はんぺん教教祖 - あ、知り合いじゃ無かったらごめんよ(´・∀・`) (2016年8月30日 7時) (レス) id: c1733110e6 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん教教祖 - よう、来てやったぜwこれでいいのかね?名前教祖にしたらクソ笑えるwww (2016年8月30日 7時) (レス) id: c1733110e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレナ@モブにはまった奴 | 作成日時:2016年8月8日 21時

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