第三百三十一話 ページ34
『まぁ無事ならよかった。俺はまたまなちゃんのとこに行ってくるよ』
「まなんぼうのとこー？なんでー？」
『まなんぼうって誰だよ』
「そうか。輪廻は死んでいたからわからんか。
まなが猫娘を消滅させたという話が今ニュースになっていてな」
「誰が死んどるんじゃって…え？猫娘消えたの？」
『本人に話を聞いてみたんだけど原因はよくわかんないんだって。
だからなんとも言えないし何もできないんだ
それにすごく嫌な予感がしてさ…できればあの子のそばにいてやりたい』
ぎゅっと胸元で手を握って、まなちゃんのあの笑顔を浮かべる。
どうしても、あの太陽のような綺麗なひまわりの笑顔を守ってやりたいとそう思う。
そんな俺の行動をみて、輪廻はにやにやと笑みを浮かべていた。
『なんだよその顔』
「んー？？なんでもねーよー？？」
にやにやしながらほら早く行ってこいよと急かす輪廻に疑問符がいっぱいだ。
だけどそんなこと聞くよりもまなちゃんの安否が気になったので言葉に甘えて行くことにした。
軽くステップを踏みながらまなちゃんのお母さんの病室まで急ぐ。
胸騒ぎがするからできるだけ早く行かなきゃいけないと、そう思って。
ようやく病室が見えてきて目を凝らすと鬼太郎くんとまなちゃん、そして零くんがいるのが見えた。
一体三人で何を話しているのかと思って近付くと黒いオーラが二人をまとっている。
互いに互いを睨み合い、零くんは俺をみてため息を吐いていた。
どういう状況なのか掴めない。
何が起こっているのかわからない。
だけど、零くんが冷たく俺に向けていった。
「遅いな。全部間に合わなかったぞ」
その言葉の後に続くように名無しが病室から現れた。
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とりまろ。(プロフ) - あんこもちさん» 鳥肌になってくれて嬉しいですわッッ！(((新章も始まりまして更新バリバリ頑張りますよ！コメントありがとうございます！ (2019年4月30日 13時) (
レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち - わぁぁ！凄い！全部の題名と繋がった！何か意味があるんだろうなぁ〜と思ってたけどほんとに合った！あそこ読むとき鳥肌やばかったです！鬼太郎と夢主ちゃんの恋の進展も気になる、、、。更新頑張ってください！長文失礼しました。 (2019年4月30日 8時) (レス) id: 209354e5c5 (このIDを非表示/違反報告)
とりまろ。(プロフ) - 待っていてくれてありがとうございます！不定期更新ですが完結まで頑張ろうと思います！ (2019年4月20日 20時) (レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - 待ってました！忙しくて更新できない時が多いかもしれませんが少しずつ更新頑張ってください！これからも応援しますっ！(・ω・)ﾉｼ (2019年4月20日 20時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりまろ。 | 作成日時：2019年3月24日 15時
