6月の魔法使い

9,自転車 ページ11

それから私たちはしばらく話ながら帰っていると、あっという間に私の家に着きました。

私「ここだよ。」

湊「へえー、あ、じゃあ自転車持ってこいよ」

私「りょうかーい」

((ｽﾀｽﾀ

湊「あ、ちょっと待て」

私「んー？なにー(・ω・)?」

湊「前にあげたペンダント、いまある？」

私「あー…これ？ネックレスじゃなくてペンダントだったんだ」

私は生徒手帳にいつも挟んでいるそれを取りだし、湊にみせた。

湊「それもさ、持ってきてもらえる？」

私「別にいいけどー(・ω・)んじゃ今度こそ自転車持ってくる」

湊「おう」
。
。
。
。
私「持ってきたよー」

しばらくして私は家の倉庫から自転車を引っ張り出してきた。

湊「小咲それ…」


驚くのも当然だ。だってこの自転車は、月のチャームのついた、白がベースの、黒と黄色のロゴが入った…

湊「スポーツ用の自転車じゃ？」

私「うん。」

湊「小咲って運動できるんだな」

私「まっさかー(笑)むしろ全然だめだよー」

湊「え、じゃあなんで？」

私「貰い物なんだー。まあ色々とペンキ塗ったりチャームつけたりして頑張ったんだけどね♪」

湊「へー！器用なんだな」

私「まあねー。じゃっ、行こっか！」

そうして私達は自転車にのって家に向かった＿んだけどさ…。


《浜風Cafe》

あれ？

湊「ここ俺んち。」

私「えーーー！？Σ(´・д・｀)」


小早川小咲、湊にまた驚かされました。

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