PRODUCE 101 S2 �� ページ32
バーノン視点
日本でのコンサートが全て無事に終わって帰国し、空港まで迎えに来ていた車に乗り込んだ。
「さあ打ち上げの時間だ」とスングァニとホシヒョンが騒いだ瞬間、マネヒョンがバンの扉を開けてキョロキョロと中を見渡す。
「スンチョラ」
「はい？」
耳に入れていたイヤホンをクプスヒョンが抜き取った。
マネヒョンに手招きされると、隣に座っていたシュアヒョンに荷物を預けてヒョンが外に出ていく。
スングァニが「何かあったのかな？」とオレに小首を傾げながら尋ねてきた。
だけどオレには思い当たる節も無くて、小さく首を振る。
ここでリーダーが呼び出されるって一体なんだろう。
もしかして何かしら問題が発生したのかもしれない。
誰か日本に置いてきた？
それともサプライズの準備でもあったりする？
そんな事を考えながら、向かい合って話すクプスヒョンとマネヒョンを、スモークの掛かったガラス越しに眺める。
ニ、三言葉を交わしたマネヒョンがこちらを振り帰り車まで戻ってきて、後部座席に座るオレ達に声を掛けた。
「Aは？」
「え？ああ、確かウジ達と一緒に……三台目だと思いますよ」
シュアヒョンが答えると、マネヒョンが「スンチョラはお前達と少し別行動になる」と言い、クプスヒョンの荷物を抱えてもう一度外に出ていく。
VN「何かあったの？」
HS「わからん」
SG「ホシヒョン聞いてきてよ、リーダーズでしょ？」
HS「うーん……」
結露した窓の水滴をパーカーの袖で拭い取る。
その外ではマネヒョンがクプスヒョンに荷物を渡して、おそらくAの乗っている方の車に走って行った。
クプスヒョンがくしゃりと前髪を掻き上げて地面を見る。
大きく息を吐き出したのか、口から漏れた空気は白かった。
SG「あ、ヌナ来た」
HS「シュアヒョン、Aまた何かやらかしたの？」
JS「僕は何も知らないけど」
SG「ヌナが〜？ヒョン達じゃないんだから」
HS「……なんでだよ」
JS「そもそもA、さっきまでウジと二人で馬鹿笑いして、」
シュアヒョンがそこで言葉を止めた。
連れられてきたAが不快そうに顔を顰めて、しきりに「寒い」と口を動かしている。
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せの(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます！昨日ですよね。交通機関が所々麻痺してたのでちゃんと会場に向かえてたらいいんですが……お恵みが欲しいのでプレディス神社にポイを貼りつけようと思います (2019年10月14日 9時) (
レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 作者様のファンです。コンサートは外れてしまいましたが、握手会に行きます。作者様の分までメンバーを見てきます。作者様にもセブチからのお恵みがありますよう祈ります。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: 4373b2733c (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - konusasanさん» 私も公演中止決定してからツイッター見れなかったです(見た)ありがとうございます、払い戻された金で宝くじ当てて私達も一緒にワルツ回りましょうね…… (2019年10月10日 8時) (レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ゆかりさん» 思い起こせば赤髪のウーさんに「ミンギュｗｗｗ」って言ってる頃が一番楽しかったですよね。ありがとうございます、わたしたち強く生きましょう…… (2019年10月10日 8時) (レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
konusasan(プロフ) - はじめまして、作者様の大ファンです。私も12日を楽しみに生きてきて、今日ショックで何も手につきませんでした。どうか、作者様に素敵な出来事が沢山起こることを祈っております。辛いことには変わりませんが作者様の心が少しでも軽くなれば幸いです。 (2019年10月10日 2時) (レス) id: 2d5dcafa21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年9月30日 10時
