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KH「Aのやった事は間違ってないかもな。でも、スンチョルの気持ちを軽んじすぎてる」
__「……じゃあ私に泣いてパフォーマンスしろって事ですか？」
MH「ちょっと、本当に拗らせすぎだって。キヒョニそんなこと言ってないじゃん」
__「すみません、今少し自暴自棄で」
KH「オレ、初めて謝られたんだけど。見てウォノヒョン、鳥肌」
WH「うわぁ……」
JH「まあAが身動き取れない理由も、スンチョルはちゃんとわかってると思うよ」
__「……」
JH「ただ、その献身的な姿勢が気に食わないだけで」
なかなか辛辣な事を言うジュホンさんが笑顔で私にそう告げる。
一つだけ息を吐き出して、口を隠したまま話を始めた。
__「……私、最初は本当に嫌だったんです」
JH「今の話が？」
__「そうじゃなくて、本当に最初ですよ」
WH「……グループ結成の時？」
__「グループが出来ると兄だの弟だのと慕うじゃないですか。家族だなんだって言って……それが嫌だったんです、家族以外を家族だと思いたくなくて」
MH「へえ」
__「グループの中の人間関係がもっとドライで、それこそ割り切って『他人』として活動していけたら楽で良いのになって」
小さい頃から、私の世界の中心はいつも自分の家族だった。
そんなのは誰だってそうで、他人と接する毎に、大人になっていく毎に、少しずつその割合が減っていくのだと思う。
ただ、私はそれが嫌で仕方なかった。
__「こっちに来てから私の家族は兄だけで、正直に言うとそれだけで良いと思ってたんです」
MH「兄ちゃん好きだね〜」
__「家族ですからね、憧れだったから余計に」
誰かと仲良くなればなるほど、私の心の中の、兄の締めている割合が取られて減ってしまうんじゃないかと思った事がある。
兄のポジションがそっくりそのまま誰かと入れ替わったら？
そんなことが本当にあっていいのだろうかと悩んだ事も少なくない。
__「……でも、大勢がそうしてきたように『兄や弟のように思う』のが正解だと思ったんです。なのでそう出来たらって努力もしました」
KH「バカだな〜」
MH「Aは機械か何かなの？」
JH「違うってヒョン、効率重視なだけだよね」
三人の言う事に何の反論も出来ずに口を閉ざす。
そうすると、おそらく今舞台袖にいるメンバーの事を考えたウォノさんが、不安そうな顔をして私に尋ねた。
WH「……それで今はどうなの？今でも昔と変わらない？」
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せの(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます！昨日ですよね。交通機関が所々麻痺してたのでちゃんと会場に向かえてたらいいんですが……お恵みが欲しいのでプレディス神社にポイを貼りつけようと思います (2019年10月14日 9時) (
レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 作者様のファンです。コンサートは外れてしまいましたが、握手会に行きます。作者様の分までメンバーを見てきます。作者様にもセブチからのお恵みがありますよう祈ります。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: 4373b2733c (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - konusasanさん» 私も公演中止決定してからツイッター見れなかったです(見た)ありがとうございます、払い戻された金で宝くじ当てて私達も一緒にワルツ回りましょうね…… (2019年10月10日 8時) (レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ゆかりさん» 思い起こせば赤髪のウーさんに「ミンギュｗｗｗ」って言ってる頃が一番楽しかったですよね。ありがとうございます、わたしたち強く生きましょう…… (2019年10月10日 8時) (レス) id: dc29b0018c (このIDを非表示/違反報告)
konusasan(プロフ) - はじめまして、作者様の大ファンです。私も12日を楽しみに生きてきて、今日ショックで何も手につきませんでした。どうか、作者様に素敵な出来事が沢山起こることを祈っております。辛いことには変わりませんが作者様の心が少しでも軽くなれば幸いです。 (2019年10月10日 2時) (レス) id: 2d5dcafa21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年9月30日 10時
