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kzh《キス》 ページ2

…どうしよう、この状況。


『はゎぁ、推しが…目の前にいる…もう死ねる…』








ついさっき、



___『んぅ、背中痛ぁっ…うちのベッドこんなに硬かったっけ…


………何処だ此処。』





『え、隣に知らない人居るんだけど… 誰?』











『…くずは、?』


『え、え、このビジュは絶対葛葉。え、本物???いや偽物だったとしてもイケメンすぎ。ビジュ良。寝顔可愛。え、え、何これ尊い。ちょまって鼻血出てきたかも』___



みたいな感じで今に至る。

…我ながらキモいな。とても。
いや待てよ、全オタク推し(仮)に会ったら絶対こうなるだろ。みんなキモいんだ。納得。




「…誰っスカ、あんた。」


『へっ!?!?あ、ア、ぁ。』



…推しが…喋った…?(困惑)
てか私カオナシかよ。なんだよ あ、ア、って。





「…ははっ、面白い人っすね。…面白い人ですね。」


『言い直したの可愛い。』


「は?」


『すみません。』



ヤバイやばい何言ってんだ私。

…画面の向こう側にいた推しが…目の前にいる…
ビジュがまんま過ぎて泣けてきたどうしよう。





「…此処何処か分かります?」


『ぁ、あ、…いえ、私にも分からない…デス。』


「…じゃあ、この部屋から出る方法も?」


『あ、ハイ…』


あーー〜、好き。てか推しと話せてる私凄い。推しが居る世界線さいこう。乾杯。





「…じゃあ、俺此処から出る方法知ってるからさ、ちょっと目ぇ瞑っててくんね?」


『え、あ、はい。?』


え、怖いコワイ。いきなり殴られたらどうしよう。…いやそれもそれで良いな。
そんなことを考えながらも推しからのお願いなので逆らわず喜んでぎゅっと目を瞑る。
…文字だけ見るとキモいな私。いや文字見なくてもキモいぞ私。



と、その時、頰に当たる柔らかい感触。
部屋中に響く軽いリップ音。とガチャっとなる音が同時に聞こえた。

『…は?』



突然の出来事に思わず瞑っていた目を開けてしまった。















…目の前には、推しの顔面がドアップで映る。



紅いルビー色の綺麗な瞳がこちらを覗くように見つめる。
少し桃色に染まった頰。そんな顔に良く似合う細い身体。

全てが完璧の推し、葛葉。そんな彼に…キス、された…?

・→←まえがき



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みかん(プロフ) - 好きです!!(唐突)とてもお話面白かったです! (2022年11月29日 19時) (レス) @page15 id: 35aefc2ecc (このIDを非表示/違反報告)
ボカロ大好きっ子 - ありがとうごさいます!!!!!!!!!!! (2022年11月21日 20時) (レス) @page16 id: 582612284d (このIDを非表示/違反報告)
うめぼし(プロフ) - リクエスト応えてくれてありがとうございました!!!最高でした!!!!! (2022年11月21日 17時) (レス) id: d0afa29658 (このIDを非表示/違反報告)
音城(プロフ) - Kneさんで、r系のリクエスト大丈夫ですか、、、?帰ってきたばかりなのにすみませんm(*_ _)m (2022年11月21日 16時) (レス) id: 41e34185e7 (このIDを非表示/違反報告)
音城(プロフ) - テストお疲れ様です!お帰りなさい、待ってましたー! (2022年11月21日 16時) (レス) id: 41e34185e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えーる x他3人 | 作成日時:2022年10月16日 18時

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