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49〜藤ヶ谷side〜 ページ6

「…渉」



「その通り。あいつが自分でやらないと…
記憶がないとはいえ傷つけてんだから。」



「北山…」



次から次へとメンバーが現れるな。
どんだけ気づかなかったんだよ。俺。





「良かったね?Aちゃんと再会できて。
ずっと探してたもんね?」



「ああ…」





兄である俺にもどこに行ったのか伝えないし。
電話しても出ないし。
親に聞いても知らないと言われるし。
あんたたち喧嘩したの!?って誤解されて、
俺が怒られるし。




…散々な目にあったけど。




「あいつが今楽しくて幸せなら…って」





だから諦めてた。
子どもじゃないから俺が居なくても
1人で大丈夫だろうしって。



でも…俺がだめだった。
ずっと一緒だったから傍に居ないのは寂しい。
それは今でも慣れない








「…明日もみんなで仕事だよね?」



「ああ…そこで話すよ。兄貴としては、
本当の意味で幸せになってもらいたい。」






ニカ…頼むぞ。お前に託すからな?

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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2021年2月14日 15時

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