お姫様の幸せ～Part3～ (ページ42)

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side～宮田～

玉「…俺。言い過ぎた…ガヤに謝らないと…」

たま…

北「あいつなら大丈夫だ…あんな事で落ち込むやつじゃない」

玉「…でも」

北「確かに言い過ぎかもしれない…でもその状況を作ったのは藤ヶ谷だ…だから大丈夫だ」

ガラッ

藤「そうだ…自分が悪いなんて思わないでくれ。むしろ感謝しかない。ありがとな？たま」

玉「ガヤ…」

ガヤさん…

あ母「…」

藤「…」

ガヤさん、Aちゃんのお母さんのところに…

藤「先程は申し訳ありませんでした。Aの近くにいる資格もなければAを任せられる器ではないと充分理解しております。…ですが、それでも俺はAが好きです。Aと一緒に居たいです。Aに傍にいてほしいし、傍にいたいです。…だから」

あ母「分かってるわ。もう充分分かってる…あんなことで2人の気持ちが冷めて恋人からただのメンバーに戻ることがないっていうのも分かってる」

藤「…」

あ母「言い過ぎたわ。ごめんなさい」

藤「いえ！謝らないでください！元はと言えば、すぐに否定しなかった自分が悪いんですから！」

…空気重いな(^_^;) 誰も悪くないのに…

宮「みんなそれだけAちゃんの事が大事でAちゃんへの想いが強いだけなのに…」

宮以外「「え？」」

宮「え？俺なんか言った？」

千「うん。みんな聞こえてたよ？」

二「独り言のつもりかもしれないけど、がっつり聞こえた」

あちゃ～(^_^;) マジか！

横「でも宮っちの言う通りだよ。Aの事が大事でAへの想いが強いだけ…誰も悪くない。全員、自分が悪いんだって責める事を絶対にAは望んでいないよ」