お姫様の幸せ～Part3～ (ページ40)

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あ母「そうね…確かに私は北山くんが好きだけど、娘の幸せが1番だわ。私が相手を選ぶことは出来ないもの。娘の幸せを願うのが普通だわ」

お母さん…

北「！(◎_◎;)いらしてたんですね」

あ母「ちょっと前にね？…藤ヶ谷くん」

藤「…はい」

あ母「申し訳ないけど、今のあなたに娘は任せられないわ…そんな方だとは思わなかったわ」

藤以外「！(◎_◎;)」

藤「…」

あ父「おい。言い過ぎだ」

あ母「だってそうじゃない！玉森くんが言ったように娘の気持ちはどうなるの？娘はあなたが好きなのよ？最近ではなくてずーっと好きだったのよ？あの時の娘は本当に幸せそうでやっと付き合えたの！って言ってた…やっと娘も幸せになれるのねって安心していたのに…」

藤「…」

あ母「気にするとこじゃないでしょ？私や北山くんを含めてではない。2人のことなのよ？」

玉「ねぇ。ガヤ？ハッキリしてよ…2人の幸せを応援するって決めた俺らの気持ちはどうなるの？」

…たま。

藤「…」

玉「ねぇ！ガヤ！黙ってないで何か話せよ！」

宮「たま、落ち着いてよ」

玉「落ち着いてなんていられない！」

宮「感情的になってもいいことなんてないよ」

玉「…」

北「藤ヶ谷。ちゃんと話せよ。…行くぞ」

横宮玉二千「…」

あ父「おい。行くぞ」

あ母「分かったわ」

ガラッ

藤「…」

あ「…」

何を考えてるのかわからない…

だから余計に悲しいよ…太輔…