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あれ?裕太がぼやけて見える…



「…俺ね?不安にさせてたけど…え?」


『…っ。見ないで』


「いや無理。ごめん。俺のせいで…」




そう言って腕を引っ張られ
気付けば裕太に抱きしめられていた



いつも怒ってるような…そんな表情だったから
あんな柔らかい表情の裕太見れたのが



『…っ。嬉しくてっ。』


「…うん」


『裕太が…前に…交際当初の頃に戻って』


「…うん」



泣いているわたしを落ち着かせる為に
背中をポンポンと叩いてくれる裕太




「…好きだよ。A」


『…グスッ。今…』


「うん。好きって言った」


『〜っ!わたしも…好き』



しかも名前まで呼んでくれた!
裕太は気付いてるのかな?無意識?




「いつもごめんね。その…
ジュニアの頃から好きだったから」




「付き合えた時、嬉しかったんだけど…
恥ずかしくなって…それで…」




「あんな態度とっちゃった…ごめん」

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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2021年10月23日 11時

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