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敷海side
「「はぁ！？バレーをしてない！？」」
侑君は立ち上がり、
治君は手に持っていたグラスを落とした。
侑「あ、え、は…」
治「落ち着けや、ツム」
侑「そういうサムこそ、お茶 飲めてへんで！」
『その…ごめん、約束 守れなくて…』
絶対、全国でバレーしようや！！…って
約束したのに。
申し訳なさから俯いた俺の頭に
置かれる２人の手。
治「それはええよ、怒っとらんし」
治君が優しい顔で見てくるから
思わず涙腺が緩む。
侑「何でバレーしとらんのかは聞かんけど…
Aはそれでええの？バレー好きやったやん」
……昔から侑君の
心の中を覗いてくるような目が苦手だ。
必死に隠しても、ボロボロ秘密を守る壁が
崩れてきそうな感覚になる。
『２人の前でこんな事を言うのはアレだけど…
俺はバレーが好きなんじゃなくて…』
ここまで言って、口を閉じた。
指先が震えるのが分かる。
侑「…ごめん、イジワルしてもうたな」
『ちがっ___！！』
咄嗟に顔を上げれば侑君に
抱き締められた。
…ごめん、侑君。
侑君も治君も何も悪くないんだ。
俺が弱いだけで、
俺が弱いから、
…本当の事を言えないだけなんだ。
俺はバレーが好きなんじゃなくて…
____飛雄が好きなだけ。
決して、純粋な理由で始めたわけじゃないバレーボール。
飛雄がしてたから。
飛雄がバレーを好きだから。
飛雄の傍にいたいから。
そんな理由で始めたバレーボール。
今ではもう、全部ダメにしてしまった。
戻ることのない時間。
ダメだなぁ…。
また、涙が溢れそう。
ギュッと侑君の服を握った。
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ゆき - まっっっ………て！！！いいところ！いいところで！！！！んんんんん！！！！(悶え)更新のご予定はございませんか？！？！ (2022年12月17日 17時) (
レス) @page42 id: b0d8276e48 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 下と下の方と同じくいいところ！！更新、楽しみにゆっくり待ってます！ (2021年7月27日 22時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 下の方と同じくいいところで！！！！！！！！めちゃくちゃ続きが気になります！更新を楽しみにのんびり待ってます！ (2021年7月25日 10時) (レス) id: e283fb9d1f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - いいところで！！！！！！！この作品大好きです！！なので途中で更新が終わってしまっているのが悲しいです。。。これ以上先は書かれないのでしょうか？？続き楽しみに待っております。 (2021年7月17日 1時) (レス) id: 97a2ee4c1f (このIDを非表示/違反報告)
奏凪(プロフ) - このお話めちゃくちゃ好きです！！更新待ってます！応援してます！！ (2020年12月23日 3時) (レス) id: 78e0e98149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高崎 | 作成日時：2018年4月1日 23時
