許嫁で純愛【呪術廻戦】

十四本 ページ15

no side





『……誰……？』


「……知らね。……害は無さそうだけど。」





小声で話す２人。
背後の気配に灯り持ちは気付いていない。




２人の背後の暗闇に微かに人影が浮かぶ。
それは背の高い男のようだった。





『……気配、消してるみたい。』


「……放っとけばいいよ。行こ。」





五条はAの手を引いて歩き出す。





その背後の男が後に関わってくることは
まだ誰も知らない。





.






「な、１周歩くだけでも違うだろ。」


『……うん、何だかすっきりした…………』






散歩を終え五条とAの部屋の前で話す２人。
まぶたが重くなってきたらしいAが
うつらうつらとしながら答える。





そんなAの体に五条がゆっくりと手を回す。





『んん……？』


「寝ていーよ。」


『う……ん……』





人肌の温もりに安心したAは目を閉じる。
そのまま小さな寝息を立て始めた。





「……危機感無さすぎだろ。
…………マジで他の野郎から守んなきゃ。」





数センチの身長差はあるものの
同じ十一歳の子どもを軽々と持ち上げる五条。
そのままAの部屋へ運び入れた。





ゆっくり布団に横たえて
その横で五条はそっとAの頭を撫でる。





「……Aは俺より先に死なせねぇし、
Aを悪く言う奴は俺がぶっ飛ばす。
……"守る"のは俺だって言ってんだろ。

たとえ呪術師になっても一緒だからな。」





五条は優しく微笑んで部屋を出て行った。






- - - - - - - - - - - - - - - - -

最高順位１位って何事です！？
お気に入り登録1000人超えって何事です！？
ありがとうございます！？



コメント返信↓


東。様
ですよね、良いですよねあの唇！！
お仲間がいて嬉しいです！


MALIMO様
そう言って貰えて嬉しいです……！
頑張りますね！！


ﾆ 様
これからも飽きずに読んで頂けるよう
全身全霊で書いていこうと思います！！


苺様
ありがとうございます！
隙間時間を使って頑張って書いていきます！！


さくら様
その言葉で頑張れます！！
そろそろ受験なので時間がかかるかもですが
頑張りますね！！


万年寝不足人 様
五条先生の魅力は万人を惹きつけますよね……！！
私の願望が詰まった作品ですが
楽しんで頂けたら幸いです！





(コメント返信は数人まとめて書かせて頂きます！)

十五本→←十三本

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す