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no side
それからAと姫野は呼び出され
説教を受けた姫野は苦い顔をする。
「閉所恐怖症とか知らなかったし……
何で言わないのよアンタ……」
『…………言おうとしてたよ…………』
「…………もう、台無しじゃない……！！」
すぐにこの出来事は皆に知れ渡り
姫野を庇っていた人達もAに謝りに来た。
もちろん再度謝りに夜久達も来ていた。
Aはマネージャーの部屋に戻り
清水達に気遣われながら眠りにつく。
疲れ果てていたAは
お礼を言うことで精一杯だった。
.
深夜０時半。
Aはハッとしたように飛び起きる。
それからゆっくりと周りを見渡して
のそのそと布団から出る。
音を立てないように部屋を出てロビーに向かった。
少し広くなった空間に息を吐いて
ゆっくり椅子に腰掛ける。
『……テツ？』
「……おう。……やっぱり寝れねぇのな。」
『……うん。目が覚めちゃった……』
「……ま、しょうがねぇわ。」
黒尾はAの隣に腰掛ける。
「でも疲れてんだろ？
まだ明日もあるし……寝た方が良いぞ。」
『……うん……でも、怖くて……』
うつむくAに黒尾はガシガシと頭をかく。
「……着いて行ってやりたいけど
マネージャーの部屋は入れねぇしなぁ……」
『……大丈夫、少ししたら戻るよ……』
「お前の"大丈夫"は大丈夫じゃねぇの！」
『う"……』
それから黒尾はもう１つ椅子を引っ張ってきて
Aにここで寝ろ、と示した。
「ここなら俺も居られる。
Aが寝るまで隣に居てやる。」
『……！うん……ありがとう……』
椅子を２つ使って横になるA。
黒尾はAの足元に座って頭を撫でてやる。
「子守唄とか歌ってやろうか？」←
『要らないかな。』
「冗談だって。」
うつらうつら、とまぶたが落ちていくA。
「おやすみ、A。」
『うん……お、やす、み…………』
すぅ、と小さな寝息に変わり
Aはやっと深い眠りに落ちた。
.
「……怖かったよな。よく頑張ったなA。」
黒尾はAが起きない程度に撫で続け
そのうち自分もゆっくりと眠りについた。
翌朝、慣れない態勢で寝た黒尾が
悲鳴を上げる事はまだ誰も知らない。
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ごめんなさい36公開し忘れてました……！！
お手数ですが戻って頂ければ幸いです！！
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沙羅(プロフ) - ★さん» コメント、ご意見ありがとうございます。典型的な悪女を出して対立させたかったので登場させました。そう思われないよう、今後は気を付けて書いていきたいと思います。参考になるご意見をありがとうございました。 (2021年7月7日 1時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 姫野？ってキャラいる？いなくても話成り立つしむしろいることによって今までの面白さが無くなって残念です。 (2021年7月6日 22時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ひにゃ。さん» コメントありがとうございます！皆様の応援のおかげで書いてくることが出来ました…！！本当にありがとうございます！入試、頑張ってきます！！ (2020年9月3日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃ。(プロフ) - 続編おめでとうございます…！受験生にもかかわらず、更新して下さった主様は神です…！入試頑張ってください…！東京から応援しています…！主様が志望校に受かりますように…！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: b37bb85b42 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 何となく方言わかった。だらー。 (2020年8月31日 23時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年8月10日 21時
