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no side
「僕、疲れてるんで先輩お願いしますネ。」
『オッホホ。←
残念だったな月島君よ。私も疲れてる。』←
気味の悪い()笑い方をしたAは
月島に向き直って頭部を指さす。
「？」
『私の方が低いけど負けないよ？』
「はい？」
『私だってブロック出来るもんね！』
ニヒッと笑うAとは対照的に、
月島の表情は少しだけ曇る。
「…………何でそんな本気でやれるんですか。」
『え？』
「そもそも先輩はマネージャーじゃないですか。
何で今さら……って言うか、」
さすがに「今さら」と言うのは気が引けたのか
段々と語尾が小さくなる月島。
Aは少しポカンとしてから肩を竦めて笑った。
『
「？よく、分かんないんですけど……」
首を傾げる月島にAは
うーん、と小さく唸り声を上げる。
『月島君は私がバレー辞めたの知ってるんだよね？』
「知ってる……というか、まあ、怪我ですよね。」
『そうそう。
……私ね、怪我をして全部を諦めたの。
もうバレーは出来ないんだ、無理なんだ、って。』
Aはそこまで言って大きく息を吸う。
月島の他にも何人かがそっと耳を澄ましていた。
『──────でもね、バレーは好きだった。
辞めてから後悔した。
バレーが好きだって分かってたはずなのに
何で、何で私はバレーを辞めたんだろう、って。』
「……」
『それから１年、よく考えてみた。
私の嫌いな言葉は"妥協"なんだけどね、
バレーが好き
ならもう１回トレーニングしようと思った。
怪我に対して"妥協"せず自分を追い込んで、
自分に出来る最大を出そうって決めたんだ。』
「……だから、本気でやるんですか。」
『うん。』
まだ分からない、といった顔をする月島に
Aは苦笑して背の高い月島の頭を撫でた。
「ちょっ、」
『私の"理由"はちょっと特殊だったかも。
これ以上は現役の人に聞いてごらん？』
「…………ハイ。」
『ふふ、悩みを自分だけで抱えるより
誰かに話しちゃった方が楽だったりするんだよ。
それが疑問ならなおさら誰かにぶつけた方がいい。』
力強く頷くAに
月島は珍しく素直に頭を下げる。
「……また、他の事も先輩に話して良いですか。」
『！！もちろん！いつでも言ってよ！』
「……ありがとう、ございます。」
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紅(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます！続編も楽しく読ませていただきます！これからも無理しないで頑張ってください！ (2020年8月11日 10時) (
レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 紅さん» 別垢からの返信ですみません。初コメントありがとうございます！！申し訳ありません！！何のミスかやらかしました！！きちんと公開し直したのでお時間ある時にぜひ見てみて下さい！！続編の方でも、どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: d122e1271c (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - それと大変申し訳ないのですが、私の家Twitterが禁止されていてパスワードが分からないのですが、教えていただけないでしょうか。無茶なお願いと長々としたコメントすみません。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 初コメ失礼します！続編のお知らせページの夢主と木兎さんの会話とその後のページの夢主と木兎さんの会話が可愛すぎます！可愛いが渋滞してました！最高です！続編も楽しみにしていますね！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！正直、行き当たりばったりで書いてます()どうなるか分かりませんが頑張ります()どうぞ応援よろしくお願い致します！！(？) (2020年7月26日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年5月23日 21時
