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no side
「そういえば水瀬さ、」
『ん？』
遠藤はAの二の腕や背中を撫でる。
「……デカくなった？」
『え、太ったってこと？』
「あ、違う違う。筋肉質になったというか……」
そう言われてAは自分の腕を見る。
確かに以前よりも力こぶがあるような。
『…………よっしゃあ！！！』←
「え！？」
『気付いてくれたか遠藤！！
実はね！最近また筋トレ始めたんだよ！！
懸垂したり濡れたバスタオル振り回したり、
運動部並にやってると思う！』
「お、おお……」
嬉しそうに話し始めるA。
遠藤も最初は驚いたが頷いて話を聞く。
「そういう事ね。
ってことはー……またバレーやる感じ？」
『うん。まだテツ達にも言ってないんだけどね？
バレーやりたいんだ。またコートに立ちたい。』
に、と笑ったA。
運動部じゃない遠藤でも
それは難しいんじゃないか、という事は分かった。
だってブランクが長すぎる。
トレーニングしているとは言えプレーヤーじゃない。
「……バレーはよく分かんないけどさ、
水瀬がやりたいならやれば良いと思うよ。
マネージャーでも筋トレやるとかガチじゃん？
私は応援するよ。プロになったら写真撮らせてね。」
『！！
ありがと、綺麗に写真撮ってね？』
「任せなさい。」
グッドサインを出す遠藤にAも笑顔で返す。
遠藤の写真の腕はピカイチだ。
『"遅咲き"で良い。
私は後悔あるくせに怪我を理由に逃げたから、
もう二度と逃げない。
本気で、ぶっ壊れるまでやってやる。
そしたらきっと、その時に後悔は無いから。』
「おぉ……ポエミーじゃん……」
『待って私今めちゃくちゃ恥ずくね。』
「うん。超恥ずかしい。イタいわ。」
『ん"あ"ぁぁぁぁ』←
手で顔を覆うA。
遠藤は面白そうにそんな様子を見ていた。
「A、先生が呼んでタンザニア。」←
『！？招平か……何そのボケ……
タンザニアってどこ……』
「アフリカ大陸……」
『へえ……』
「……次の英語のプロジェクター準備だって。」
「ふはwww水瀬パシリじゃんwww」←
『私英語の教科係じゃないんだけど。』
「先生の気分だって。」
『待って割とパシリ。』←
「「どんまい。」」
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単行本が無くて合宿編が書けないとか言えない。
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沙羅(プロフ) - 紗奈さん» コメントありがとうございます！頑張って書かせて頂きますっ！！駄作ですが、よろしくお願いします！！ (2020年5月15日 19時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白いです！最新楽しみにしてます！！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: fdb9b132f1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みつさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えるとさらに励みになります！全力で頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願いします！！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に面白い。読んでて楽しかったです。次に次にと読みたくなりました。また、楽しみにしてます。 (2020年5月7日 8時) (レス) id: e09414f65d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - れんげさん» コメントありがとうございます！そ、そそそそんな滅相もない！！読みやすいなんて嬉し過ぎます……！！ありがとうございます頑張ります！！どうぞ今後もよろしくお願いします！ (2020年5月3日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年5月1日 20時
