漆拾弐 ページ10
貴女side
何だかんだあったけど←
とりあえず3人はそれぞれの店に分かれた。
『じゃ、私の仕事といきますか!』
「頼んだぜ師範」
『任せて。立派な
園丁。つまり庭師である。
私にピッタリな職だと思うんだよね。
無事に引退したら転職しようかな。←
白銀の髪を隠すように手拭いを巻き
服装は甚平の様な軽装。
担いだ袋には剪定道具などが詰まっている。
『報告は彩雲を通してする。
夜は天元に合流するからよろしくね』
「了解」
その言葉を合図に花街の街道を歩く。
まずは"ときと屋"にでも向かおうかな。
『ごめん下さァい』
「はいはい。いらっしゃいお兄さん。
悪いけどまだ開店前なんだよねぇ……」
『いやいや、
僕はしがない園丁でね。
庭木の手入れをしようとまわってるんだ』
「園丁?珍しいね……」
炭治郎君を引き取ってくれた女将さんではなく
まだ若いお姉さんが相手をしてくれる。
……玄関さえ通れば臭いで鬼を探せる。
軽く鼻を動かしてみるが臭いはしない。
『…無理に、とは言わないよ。お邪魔したね』
「あっ……」
待って、と引き止められる。
妙に艶のある声だな……と振り返れば
頬を赤らめたお姉さん。
…………ん???←
「ま、待っとくれ……女将さんに確認するよ!
ちょ、ちょうど、中庭の木に元気が無くてねっ!」
『……ありがとうお姉さん』
もしかして惚れられちゃった?♡←
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沙羅(プロフ) - 三隣亡さん» コメントありがとうございます!!すっかり更新サボってすみません!また更新していきますね!!! (2020年12月28日 10時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年12月28日 3時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 絢さん» コメントありがとうございます!ホントですか!うわぁぁ嬉しいです!!今テスト期間で更新できていませんが(受験生ということもあり…)また更新できるよう頑張りますね!! (2020年7月5日 22時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
絢 - この話すっごく好きです!続きも楽しみにしてます! (2020年7月5日 21時) (レス) id: 456d2e2709 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ohagiさん» コメントありがとうございますー!!そう言って貰えて本当に嬉しいです!!もっと好きになって頂けるように頑張りますね!! (2020年3月21日 14時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2020年2月29日 15時