No.２１３ ページ38
no side
「まじで全員やるの…？大丈夫？」
「大丈夫でしょ多分。」
「………………ハズいんだけど、」
あまり乗り気ではない耳郎。
そんなトップバッターの彼女の部屋は楽器。(？)
「思ってた以上にガッキガッキしてんな！」
「耳郎ちゃんはロッキンガールなんだねえ！！」
「これ全部弾けるの！？」
「まァ一通りは…」
「女っ気のねえ部屋だ。」
「ノン淑女☆」
ここぞとばかりに声を上げる上鳴と青山。
食らえイヤホンジャック！！！←
「次は私 葉隠だ！」
ぴょんぴょんと飛び跳ねる葉隠。
どーだ、と開かれた部屋はピンクで可愛らしい。
「お…オォ、」
「フツーに女子っぽい！ドキドキすんな！」
「プラスウルトラ…」
「正面突破かよ峰田くん！」
当然、怒りを買った峰田は
瀬呂のテープによって捕縛された。
続いて４Ｆ、芦戸ルーム。
「じゃーん！！カワイーでしょーが！！」
「おォ…」
麗日ルーム。
「味気のない部屋でございます…」
「おお…！」
感想が適当な気もするがまァ気のせいだ。
さらに一階上がって５Ｆ！
「次は蛙吹さん…」
「ってそういや梅雨ちゃんいねーな。」
「あ 梅雨ちゃんは気分が優れんみたい！」
「優れんのは仕方ないな。
優れた時にまた見してもらおーぜ。」
仕方ないのでその隣の部屋、Aの部屋になる。
「Aちゃんの部屋どんなんだろー！」
「カワイー系とか！？」
『ん…………どうぞ……』
半分目が閉じかけているAが扉を開ける。
部屋はシンプルにモノトーンカラー。
「おぉ……！何か意外……！」
「大人っぽい……！！」
キョロキョロと見て回るＡ組のメンバー。
そんな中、芦戸と葉隠が写真立てを見つける。
「あっ！何か写真がある！」
『！！！』
「どれどれー？」
『あっ、や、だめっ！それは……』
慌ててAが手を伸ばすももう遅い。
その写真には幼い頃のAと相澤が写っている。
「カワイイ！これちっちゃいAちゃんや！」
「隣の大人って相澤先生じゃね？」
「若い頃のイレイザーヘッド……！レア写真！！
凄いよAちゃん！」
『あぅ……』
Aの顔がポポポ、と赤くなっていく。
「おわっ、顔真っ赤だぞA！」
『〜〜』
顔を覆って障子の後ろに隠れるA。
隠れられた障子は大丈夫か、と一声かけた。
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沙羅(プロフ) - 美貴さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉を頂けて本当に嬉しいです…！時間が出来たら更新していきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします！！ (2020年10月9日 21時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 早く続きが読みたくなりました。応援してます。頑張って下さい。 (2020年10月9日 20時) (レス) id: 0d75d28fd3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 史織さん» コメントありがとうございます！優しい皆様のお陰でここまで続けられています…！！受験を控えてはおりますが、何とか更新していきたいと思いますので！！どうぞ今後もよろしくお願いします！！ (2020年8月8日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
史織(プロフ) - このお話のシリーズ、大好きです！応援してます！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！！ (2020年8月8日 1時) (レス) id: b3e12da95e (このIDを非表示/違反報告)
莉紗 - 夢主ちゃん反応がかわいい！ (2020年7月29日 17時) (レス) id: e49fcaed15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年12月9日 21時
