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No.168 ページ37

no side




『おー修羅場 修羅場』

「Aちゃんっ!?」




土くれでできた"魔獣"の頭上でAが呟く。





口田に手を振り下ろす魔獣。

既に緑谷、爆豪、轟、飯田は動き始めていた。





『っと………』





Aを含む5人の攻撃で

土魔獣はいとも簡単に吹き飛んだ。





「A、てめえどこ行ってやがった」

『ん?あー……(うえ)?』





爆豪に詰め寄られたAは

人差し指で空を示しながら言う。






「避けてたんか」

『うん』

「そーかよ」





フイっと顔を背けた爆豪に

首を傾げつつもAは森に足を踏み入れる。





『土で森だからなあ……』





呟きながら両腕に炎をまとうと

Aは再び現れた魔獣に拳を振るう。





「土で森だと何なの……?」

『あ、響香』

「十分太刀打ち出来てるじゃん?」

『火は土に弱い(私論)からさ……
それに森に燃え移ったらめんどくさい』←

「あーなるほど?よく分かんないけど分かった」←

『フィーリングで理解してくれれば十分』←





何て話しつつ耳郎は心音で土魔獣を崩し

Aは片端から粉砕していく。





「って言うか…Aの"個性"キャパあるの?」

『無い。──────と言いたい』←

「そ、そっか」

『ごめん引かないで??』←





Aは真顔で謝罪し

耳郎も真顔で軽く流した。←





『……飛んだ方が速いなぁ』

「ずるいって」





Aは後ろ回し蹴りで土魔獣を蹴り飛ばし

ザクザクと森の中を進んで行く。





Aの視線は常に

前を行く4人を見据えていた。

No.169→←No.167



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ruroru - 始まりがすでにおもろい好きです←唐突な告白 (2020年11月24日 17時) (レス) id: c6275a7ae2 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - きぇぇ可愛っきえええぇ (2020年1月5日 10時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 十華さん» コメントありがとうございます!相澤先生推し仲間がいて嬉しみの極みでございます…!精一杯、書かせて頂きますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします!! (2019年12月6日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
十華 - 初コメです。1時間足らずで読み終わりました………!すごく面白かったです。相澤先生推しなので最高です。お忙しいと思いますが更新頑張ってください!! (2019年12月4日 2時) (レス) id: ce818eaa7d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます!本当ですか……!?嬉しいです!!頑張りますね!!続編出る予定なので是非!そちらの方もよろしくお願いします!! (2019年12月2日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年8月27日 18時

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