検索窓
今日:4 hit、昨日:33 hit、合計:420,776 hit

No.152 ページ20

no side




『……』

「はいご苦労さま。
次の相手はセメントスだからね」

『…………何で』

「炎とセメントの相性を考えて、だ。
分かったら位置に着く。早よ」

『消太のばか。鬼。鬼畜』←

「終わったら構ってやるから」

『む………勝てたらケーキ買ってね』←

「分かった分かった」





Aは少しばかり機嫌を良くして

ステージの中央へ向かった。





「良いんですかイレイザーヘッド」

「Aは敵に狙われてる。
どのくらいまで"個性"を使えるか知る必要がある」

「……なるほど」





セメントスは頷きゲート付近に立つ。

やがてリカバリーガールの放送が入り始まった。




.





『さて……と、堅ちゃんはセメントだから…
真っ向勝負じゃ勝てないかなぁ……』





Aは屋根の上に登り

セメントスのいる方を眺める。





『飛ぶか……いや、つまらないか』←





Aは屋根伝いに進み奇襲をかけようと決めた。





『堅ちゃんみーっけ!!』←

「!」





ビュン、と風を切って

Aはカフスを持って近付く。





「奇襲……!でも、させないよ」

『わ、』





Aの目の前にコンクリートの壁がたつ。

それは地面だったもの。





『むぅぅ……』

その壁を蹴ってAは素早く横にまわる。





「Aちゃんの素早さは厄介だから……
少し封じさせてもらうよ」





その言葉と同時に

Aはコンクリートの壁に囲まれた。









.









『ゲッ……閉じ込められた……』←

No.153→←No.151



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (266 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1112人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ruroru - 始まりがすでにおもろい好きです←唐突な告白 (2020年11月24日 17時) (レス) id: c6275a7ae2 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - きぇぇ可愛っきえええぇ (2020年1月5日 10時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 十華さん» コメントありがとうございます!相澤先生推し仲間がいて嬉しみの極みでございます…!精一杯、書かせて頂きますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします!! (2019年12月6日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
十華 - 初コメです。1時間足らずで読み終わりました………!すごく面白かったです。相澤先生推しなので最高です。お忙しいと思いますが更新頑張ってください!! (2019年12月4日 2時) (レス) id: ce818eaa7d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます!本当ですか……!?嬉しいです!!頑張りますね!!続編出る予定なので是非!そちらの方もよろしくお願いします!! (2019年12月2日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沙羅 | 作成日時:2019年8月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。