No.152 ページ20
no side
『……』
「はいご苦労さま。
次の相手はセメントスだからね」
『…………何で』
「炎とセメントの相性を考えて、だ。
分かったら位置に着く。早よ」
『消太のばか。鬼。鬼畜』←
「終わったら構ってやるから」
『む………勝てたらケーキ買ってね』←
「分かった分かった」
Aは少しばかり機嫌を良くして
ステージの中央へ向かった。
「良いんですかイレイザーヘッド」
「Aは敵に狙われてる。
どのくらいまで"個性"を使えるか知る必要がある」
「……なるほど」
セメントスは頷きゲート付近に立つ。
やがてリカバリーガールの放送が入り始まった。
.
『さて……と、堅ちゃんはセメントだから…
真っ向勝負じゃ勝てないかなぁ……』
Aは屋根の上に登り
セメントスのいる方を眺める。
『飛ぶか……いや、つまらないか』←
Aは屋根伝いに進み奇襲をかけようと決めた。
『堅ちゃんみーっけ!!』←
「!」
ビュン、と風を切って
Aはカフスを持って近付く。
「奇襲……!でも、させないよ」
『わ、』
Aの目の前にコンクリートの壁がたつ。
それは地面だったもの。
『むぅぅ……』
その壁を蹴ってAは素早く横にまわる。
「Aちゃんの素早さは厄介だから……
少し封じさせてもらうよ」
その言葉と同時に
Aはコンクリートの壁に囲まれた。
.
『ゲッ……閉じ込められた……』←
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ruroru - 始まりがすでにおもろい好きです←唐突な告白 (2020年11月24日 17時) (レス) id: c6275a7ae2 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - きぇぇ可愛っきえええぇ (2020年1月5日 10時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 十華さん» コメントありがとうございます!相澤先生推し仲間がいて嬉しみの極みでございます…!精一杯、書かせて頂きますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします!! (2019年12月6日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
十華 - 初コメです。1時間足らずで読み終わりました………!すごく面白かったです。相澤先生推しなので最高です。お忙しいと思いますが更新頑張ってください!! (2019年12月4日 2時) (レス) id: ce818eaa7d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます!本当ですか……!?嬉しいです!!頑張りますね!!続編出る予定なので是非!そちらの方もよろしくお願いします!! (2019年12月2日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年8月27日 18時