No.５６ ページ13
貴女side
話し声に目を覚ます。
…………保健室かな。
そっと視線を横に送れば
隣には出久がいて、さらに隣には細い人。
あれ？前に出久と歩いていた人……？
「オールマイト…！」
「まー仕方ないさ！こういう事もある！」
へー……この細い人オールマイトなんだ。
………ん？
『オールマイト！？』
「あっ、Aちゃんっいや、その…！！」
「しまっ…あぁぁ！！」
悲鳴をあげる出久とオールマイト(？)。
「んんん！見られてしまったなら仕方ない！
この話は内密で！またしっかり話すから！！」
『お、おぉ……分かりました……』
吐血しながら言われたら恐怖だよね。
あ、リカバリーガールがため息ついてる。
それから塚内とかいう警察の人が来て
オールマイト(？)と話す。
「敵も馬鹿なことをした！！
まあそんな感じで←
塚内さんは話終えると帰っていった。(雑)
『……痛っ』
「あっ！！Aちゃん大丈夫！？
両足が粉砕されて腕も崩れてたんだって！」
『だから……手足が丸太みたいに……』
包帯なのかギプスなのか分からないけど
ぐるぐる巻きにされている。
「手術で骨の破片は取り除いてから治癒したんだ。
今日明日はゆっくり休みな」
『……分かりましたリカバリーガール』
足の怪我を優先したらしく
とむらに崩された腕は治ってないらしい。
『あの…オールマイト先生の事も気になりますが
しょ…………相澤センセイは無事なんですか』
「君は本当に相澤くんが好きだね！！」
オールマイト(？)は親指を立てると
すっ、と真面目な顔をして話し始めた。
「相澤くんは両腕粉砕骨折、顔面骨折だそうだ。
脳系の損傷は見られないと言っていたよ。
ただ……眼窩底骨が粉々でね………」
『……ｯ』
「眼に、何かしらの後遺症が残る可能性が……」
視界がぼやけた。
鼻の奥がツーンとして苦しくなる。
無事で良かった、と思うと同時に
私が居たせいで、という罪悪感に襲われる。
私は、何も出来なかった。
とむらに会って動揺して、何もしなかった。
ただ馬鹿みたいに叫んで
消太を助ける為に、皆を助ける為に、
『何も……出来なかった……』
「Aちゃん……」
起き上がっていた出久に手を握られる。
ハッとして出久を見た。
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沙羅(プロフ) - ゴーストさん» コメントありがとうございます！！弔くんキャラめちゃくちゃ崩壊してます(真顔)でもありがとうございます！！もっと面白く書けるよう頑張りますー！！ (2020年4月8日 17時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - エリィさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなりすみません！！弔くんもっとデレさせたいです……でもっ、敵だからっ…みたいな() (2020年4月8日 16時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ゴースト - とむらのキャラ崩壊っぷりが凄い好きです！！ (2020年4月8日 16時) (レス) id: e9859dda90 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - いやぁぁぁ弔のデレがっデレがっ尊いイイぃ (2020年1月5日 0時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - noiseｰノイズさん» うわぁぁ！？ご指摘ありがとうございます！ホントですね！？直してきました！ありがとうございます！！ 今後も相澤先生とジャンジャン絡ませますね！Part３もよろしくお願いしますー！ (2019年8月14日 21時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年8月2日 19時
