リクエスト・３ ページ35
キミナ様リクエスト
【芥川君とばったり】
ありがとうございます！
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no side
貴方『……見覚えのある黒外套』
そう呟くAの視線の先には
刺客をたった今 斬り捨てたであろう青年が一人。
芥川「……未だだ、未だ足りぬ……これでは……」
くるりと振り向いた芥川が
砂色のジャケットを着たAを捉える。
貴方『やあ』
芥川「ｯ……太宰さん！？」
貴方『の兄』
芥川「Aさん……！？」
目を見開いた芥川は一、二歩後退る。
芥川「何故、貴方が此処に……」
貴方『何でって……生きてるから』
芥川「……」
ビュ、と空を切る音がして
芥川の黒布がAの頬を掠める。
貴方『……痛いじゃあないか』
芥川「何故、あの様な真似をしたのです」
再び黒布が反対の頬を掠めて背後の壁に刺さる。
貴方『居たくなかったから』
芥川「太宰さん同様 僕を認めずに去ったのは何故」
冷静さを失った芥川は
まくし立てるようにAに云う。
貴方『当時の君には未だその力が無かった。
……まあ今もその様だけど』
芥川「ｯ！！」
ギリ、と歯を食いしばる芥川が
さらに黒布を飛ばそうとする。
が、それは叶わなかった。
貴方『……何をする
芥川「ｯ……蛇……！」
芥川の外套ごと蛇が縛り付けていたからだ。
貴方『私、痛いのは嫌いだし
折角の再会で戦うのも嫌なのだけど』
芥川「ｯ……」
Aは笑顔で云う。
芥川は苦虫を噛み潰したような顔をして
うねらせていた外套を元に戻す。
貴方『いい子だね』
そう云うと、蛇もしゅるりと解けて
Aの腕に巻き付き、やがて光を放って消えた。
芥川「Aさん」
貴方『ん？』
ぎゅ、と拳を握り締めて芥川は口を開く。
Aは小さく首を傾げた。
続きます→
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何かずっと非公開になってました……
すみませんでした……
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沙羅(プロフ) - キミナさん» 閲覧ありがとうございますー！ホントですか！？嬉しいです！！その他リクエストも受け付けてますのでお願いします(笑) (2019年7月8日 7時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
キミナ(プロフ) - リクエストありがとうございます！とても良かったです！ (2019年7月7日 21時) (レス) id: e2ae360d42 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オンさん» 更新後の閲覧ありがとうございます！喜んで頂けて私も嬉しいです！今後のリクエストも是非お願い致します(笑) (2019年7月5日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
オン - ああああああ､ありがとうございました！自分が思っていたよりもとっても素敵でした。コメントの返事や、リクエストの更新､本当にありがとうございました(^~^) (2019年7月4日 20時) (レス) id: 8d5683d37d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - キミナさん» リクエストありがとうございます！一つづつリク消化して書かせて頂きますね！ (2019年7月4日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年6月12日 7時
