26話 ページ28
no side
中島「その前職は何を……?」
貴方『うーん……秘密♡』
中島「えっ」
Aは人差し指を口元にあてウインクする。
貴方『治が話しているなら善いけど』
太宰「未だ誰も中てていないのだよ」
貴方『中てて……?クイズなのかい?』
太宰「そう!正解者には七十万円」
貴方『成程……なら私もそうしようかな』
Aと太宰は揃ってうふふ、と笑う。
その姿はそっくりで矢張り双子に見えた。
中島「七不思議の追加ですね……」
谷崎「でも折角ですし、
ボク達の前職中て遊戯してみませンか?」
ナオミ 「太宰さんのお兄さんなら
全員分、中ててしまいそうですわね」
Aは提案した谷崎兄妹と同意した敦に急かされ
前職中て遊戯に参加する。
貴方『うーん……敦君は云い難いけど
虎の異能者だしこれが初就職なんじゃないかな?』
中島「正解です!
異能者だと知ってるのが不思議ですけど……」
Aは意味ありげに微笑んで
次の谷崎兄妹に向き直る。
貴方『谷崎君兄妹は……学生、かな?
ナオミちゃんはセーラー服だし現役の』
ナオミ 「中たりですわ」
谷崎「ナオミは兎も角……何故ボクも学生だと?」
谷崎は袖元を口に当てて問う。
貴方『先ず治より若いなぁって思ったし……
ナオミちゃんとそこまで歳離れてなさそうだから』
Aは華麗なウインクを決める。
うずまきに来ていた女性客が
黄色い歓声を上げる。
Aは笑顔で小さく手を振って応えた。
中島「(太宰さんみたいだ……)
え、えっと、では国木田さんの前職は……」
独歩「またか!俺の前職など──────」
Aはじーっと国木田を見つめ
やがて口を開いた。
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沙羅(プロフ) - キミナさん» 閲覧ありがとうございますー!ホントですか!?嬉しいです!!その他リクエストも受け付けてますのでお願いします(笑) (2019年7月8日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
キミナ(プロフ) - リクエストありがとうございます!とても良かったです! (2019年7月7日 21時) (レス) id: e2ae360d42 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オンさん» 更新後の閲覧ありがとうございます!喜んで頂けて私も嬉しいです!今後のリクエストも是非お願い致します(笑) (2019年7月5日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
オン - ああああああ、ありがとうございました!自分が思っていたよりもとっても素敵でした。コメントの返事や、リクエストの更新、本当にありがとうございました(^~^) (2019年7月4日 20時) (レス) id: 8d5683d37d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - キミナさん» リクエストありがとうございます!一つづつリク消化して書かせて頂きますね! (2019年7月4日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年6月12日 7時