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後ろに一歩 ページ13

唐突な過去編です()

首領との絡み的な、
仕事の様な私生活(プライベート)の様なやり取りを
させたかったんです!!

あ、あの一応ですね
現在の物語も進めますよ!

作成ページに「お話を挿入」ってのがありまして()
そこで現在と過去を分けます(多分)

−−−−−−−−−−−−−−
武者小路 A→(およ)そ20歳
森鷗外→凡そ35歳

no side


ポートマフィアの専属医なれど

起床の時刻は一般人と同じであった。


貴女『森医師(せんせい)!!お早う御座います!』


否、訂正しよう。

一般人よりかは遅かった。


森「う、うん…お早う…
えっと…今日は…その…如何(どう)したの?」

貴女『如何…?如何、とは面白いですね。
間も無く首領の問診時刻なのですが。
何時まで経ってもいらっしゃらないので
首領の指示で此処まで来た次第です。』



淡々と云い放つA。

森は時計を確認する。



森「え、だって未だ時間じゃ……」

貴女『………ご連絡した筈ですが』



Aの表情はない。

表情筋が仕事をしていない。

目付きが恐ろしい程に鋭く視線は冷たい。



森「あ、充電切れてた。ごめんね」

貴女『ッ……左様でしたか。
それは致し方ありませんね』



握り拳がギチリと厭な音を立てた気がしたが

直ぐに冷静に戻るとAは一歩下がった。



森「えーっと…Aちゃん?」

(あご)を掻きながら森が問う。

貴女『はい』


森は、少し目線を虚空に向けた後

しっかりとAを見据えた。








.









.





森「君、私の助手になる気はあるかい?」

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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年2月15日 22時

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