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夏目side


夏目「疲れた…」

ニャンコ「昨日、饅頭を買って貰ってなかったからな」

夏目「だって先生は見つけてないだろ」

ニャンコ「手伝い賃だ」



仕方なく七辻屋に行った帰り

今すぐ饅頭を食べたいと先生がワガママを言うから

公園に寄ることにした。



夏目「ん?あれ…人か…!?」

ニャンコ「倒れてるな」



公園内の少し開けた場所に誰か倒れていた。

慌てて駆け寄り声を掛けてみる。


夏目「あの、大丈夫ですか…って…Aさん!?」



倒れている人は昨日会ったAさんだった。


貴女『あ…ら…貴志、君…?』


顔色が悪い。真っ青だ。



貴女『ごめ…なさい…少し、疲れちゃって…』

夏目「と、とりあえずベンチに行きましょう」



手を伸ばせば横にいたニャンコ先生と目が合う。

良いのか、とでも言いたげな表情だ。




貴女『ほんと…に、ごめ…なさい…』

夏目「大丈夫ですよ。掴まって下さい」



ゆっくり起き上がったAさんを支えて

ベンチに座らせる。




夏目「俺、水を買ってきますね」

貴女『だ、大丈夫よ…少し休めば…』

夏目「無理しないで下さい!」



ニャンコ先生に傍に居るよう頼んで

水を買いに自販機へ走る。

陸→←肆



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作者名:沙羅 | 作成日時:2018年12月15日 20時

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